効果に差が発生！ヨガとストレッチの違いは？

矯正効果やストレス解消効果などが大きな違いです

ヨガとストレッチに共通していることには、筋肉の緊張をほぐし柔軟性が高まることと、伸ばした部分の血行が良くなるため肩こりや首のこりが解消されることなどが挙げられます。
また精神面を考えれば、リラックス効果がもたらされることは両者に共通した効果と言えるでしょう。
ヨガにはこれらに加えて、インナーマッスルを鍛えることによって姿勢が改善されたり、骨盤が矯正されたり、背骨が矯正されるなどの効果が期待できる他、精神面においても特殊な呼吸法を用いるため、精神を落ち着かせる効果や心をコントロールできるようになる、ストレスが解消されるといった効果が期待できます。
体を動かして筋肉をほぐすという点においては似ていますが、効果を見てみれば普通にストレッチを行うこととは大きく異なるのです。

美容効果も高いといわれています

ヨガとストレッチでは美容効果にも決定的な違いが出ることになります。
ストレッチは筋肉を解きほぐすために有効で、スポーツをする前や後に行うことによって筋肉を伸ばし、筋肉に柔軟性を与えることになりますので、運動の前後のトレーニングメニューとして取り入れられることが多いです。
これに対してヨガはインナーマッスルを鍛えることができ、筋肉を解きほぐすのと同時に強化することにもつながるため、代謝力がアップしてカロリーの消費量を高める効果を生むことになります。
また今話題になっているホットヨガや岩盤浴ヨガ、溶岩浴ヨガなどをすれば、体の芯から温まることになり、デトックス効果も発生することになります。
お肌にも良く、太りにくい体を作るのはストレッチでは不可能で、ヨガだからこそ得られる効果と言えるでしょう。
インナーマッスルはスポーツにおいても重要視されつつあり、トレーニングのメニューとしてヨガを取り入れられることもあります。
今後は女性だけでなく、男性にも広がっていくことが予想されます。

精神力の向上にもつながります

ヨガは、精神面においても素晴らしい効果が期待できることもあり、注目を浴びています。
ヨガを行う際に必要となる呼吸法は腹式呼吸と呼ばれる少し特殊な呼吸法で、これが精神を統一して集中力を高める効果や心を落ち着かせリラックスさせる効果をもたらすことになります。
深呼吸を思い出してみれば分かりやすいと思いますが、鼻から深く息を吸い、お腹を膨らませて口から吐き出すというこの呼吸法が腹式呼吸であり、これを行うことで何かに集中して取り組むことができるようになります。
ヨガはいわばこの深呼吸を常に行っている状態でポーズを取ることになるため、精神を集中する、心を自在にコントロールする訓練にもつながるのです。
仕事をする、勉強をするといった日常生活を送っていると、心は常にストレスにさらされて次第に疲弊していくことになり、発散させることも無くため込んでしまうと心に病を抱えてしまうことにもつながりかねません。
行き場を失う前に発散させるためにヨガを利用するという方も多いです。

目的によってストレッチとヨガを使い分ける

ヨガは心身共に良い効果をもたらしてくれることになりますが、とはいえストレッチが完全に劣っているというわけでもありません。
ストレッチを行うメリットは短時間でも簡単に筋肉をほぐしてくれることになるという点や、筋肉を柔らかくして疲れにくい体に仕上げてくれるという点にあります。
専門的な知識は一切必要とせず、椅子に座りながらでも軽く筋肉をほぐすことも可能ですので、仕事中にちょっと一息つきたいという場合にも有効です。
ヨガを行うとなるとそれなりに時間を要することになるため、充分に時間が無いとできないというデメリットもあります。
休日などにはヨガを、平日にはストレッチで簡単に体を動かす、といったように目的に応じて使い分けていくのも良いでしょう。

（まとめ）効果に差が発生！ヨガとストレッチの違いは？