ヨガの前にマッサージをすると効果が上がるって本当？

ヨガの前にマッサージをすると身体をほぐす効果が高まると言われています

ヨガをする前に行うマッサージは、ウォーミングアップの効果が得られるので、身体をほぐす効果が高まると言われています。
身体が固い方や、ヨガを始めて間もない方は、いきなりヨガのポーズを取ろうとすると、身体のバランスがうまくとれないことがあるでしょう。ヨガの前にマッサージをしておくことで、身体が温まり、スムーズな動作につながるとされています。

簡単なマッサージでヨガの前に身体を軽くほぐしておくと効果的です

ヨガそのものに筋肉を強化し、身体をほぐす効果が期待できるため、マッサージをしないでヨガのポーズを取っても問題はありません。身体が固い方や、ヨガを始めたばかりで身体の動きに不安がある方は、軽くマッサージをしてからヨガをしてみましょう。
ヨガはポーズを決めることが目的ではありませんが、筋肉の動きをよりスムーズにするためには、マッサージをしてから行うと効果的です。

足のマッサージ

足の付け根をマッサージすると、リンパの流れが良くなる効果があると言われています。やり方は簡単で、足の裏同士を合わせて座り、足の付け根を手で力強く刺激するだけです。その姿勢で両膝を上下にバウンドさせる動きを加えてみても、効果的でしょう。足の筋肉が伸びやすくなるので、良いウォーミングアップになります。

肩甲骨のマッサージ

肩を上下に動かすだけでも、肩甲骨のマッサージになります。呼吸に合わせながら肩甲骨を耳のすぐ横まで上げ、下げる時は思い切り脱力しましょう。息を吸う時に肩甲骨を上げ、息を吐き出す時に肩甲骨を下げましょう。ヨガでは肩甲骨を動かすポーズが多いので、肩甲骨のマッサージは効果的です。

身体の側面のマッサージ

片手で反対側のひじをつかみながら、上半身を左右に傾けると、身体の側面のマッサージになります。肩甲骨付近もマッサージできるので、肩の筋肉の可動域を広げる効果が期待できるでしょう。

ヨガとマッサージにはストレスを解放する効果が期待できます

ヨガとマッサージで得られると言われる効果には、共通点があります。どちらも硬く縮こまった筋肉を伸ばすだけでなく、ストレスを抱えた心を解放してあげる効果が期待できるのです。
心と身体が疲れていると感じる日は、マッサージをしてからヨガに取り組むと良いでしょう。ヨガとマッサージのさまざまな相乗効果で、心と身体を軽くしましょう。

自律神経の働きを調整する

ヨガとマッサージには、自律神経のバランスを調整し、副交感神経の働きを優位にする効果が期待できるでしょう。ストレス過多になって、交感神経が刺激された心身を落ち着かせ、自律神経のバランスを整えるといいます。

呼吸が整う

人間はストレスがためると、呼吸が速く、浅くなります。ヨガとマッサージは自分の呼吸を意識しながら身体を動かすので、副交感神経が正常な働きをするようになるでしょう。

負の感情が抑制される

ヨガやマッサージでは筋肉の動きと呼吸を合わせるので、自然と意識が自分自身へ向かうようになります。自分という存在に意識が向くと、怒りやいら立ちなどの負の感情が抑えられ、感情に左右されにくくなる効果があると言われています。

楽しみながらヨガを続けましょう

ヨガを行う上で大切なのは、楽しみながら続けるということです。ヨガの存在を知った時の好奇心や、ヨガスタジオにはじめて行った時のワクワクした気持ちを忘れずにいれば、ヨガとの自然な付き合い方が続くようになります。
最初のうちはヨガのポーズがうまくできず、周りの人のポーズを真似しながら行うこともあるでしょう。周囲を気にするというのは、意識が外へ向いている状態ですが、はじめはそれでも大丈夫です。ヨガを続けていくうちに、自然と自分に意識が向くようになり、ヨガを通じて自分との会話ができるようになります。
ヨガが目指すものを理解できた時、ヨガに取り組む楽しさがますます感じられます。心と身体の状態を常にキャッチして、必要な時にはマッサージを取り入れながら、ヨガを長く楽しみましょう。

（まとめ）ヨガの前にマッサージをすると効果が上がるって本当？