布を使った空中ヨガとホットヨガとの違いは何?

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布を使った空中ヨガは、常温ヨガ・ホットヨガとは室内環境が異なります

布を使った空中ヨガは常温で行うヨガですが、ホットヨガは高温多湿の環境で行うヨガです。すなわち室内環境が異なります。
どちらも古代インドのヨガから派生したものですが、空中ヨガがニューヨーク発祥なのに対し、ホットヨガは日本が発祥とされているのです。
室内環境や考案の経緯が異なることから、得られる効果にも違いがあると考えられています。

空中ヨガは常温で行うニューヨーク発祥のヨガです

ヨガと一言でいっても、その種類はさまざまです。大きく2つに分けると「常温ヨガ」と「ホットヨガ」に分類することができます。
常温ヨガは文字どおり常温で行うヨガを指しますが、ホットヨガは高温多湿な室内環境で行うヨガのことを言います。ホットヨガはヨガマットの上でポーズを取ることから「フロアヨガ」とも呼ばれます。
ホットヨガは「ビクラムヨガ」という別名もありますが、これは発案者のビクラム・チョードリー氏から取ったものと考えられます。1970年に同氏が日本で始めたのがホットヨガの発祥とされているのです。
一方、天井から吊した布を用い、身体を宙に浮かせて行う「空中ヨガ」は常温ヨガに分類されます。布に身体を預けたりぶら下がったりしてポーズを取るのが空中ヨガの大きな特徴です。
布の代わりにハンモックを使用することもあります。その特徴から「エアリアルヨガ」「ハンモックヨガ」と呼ばれることもあるのです。
空中ヨガの歴史はホットヨガに比べるとまだ浅く、2006年頃が始まりとされています。ニューヨークでダンサー、ヨガ講師をしていたミシェル・ドーティニャック氏が発案したと考えられています。
布を使ったエアリアルダンスが元になっているのです。

ティシューを使用する空中ヨガにはメリットもデメリットもあります

空中ヨガは海外セレブたちから広まり、日本でも女性を中心に関心が高まっているといいます。空中ヨガで使用する専用の布は「ティシュー」と呼ばれており、薄くて柔らかい素材でできているのが特徴的です。
このティシューを用いた空中ヨガにはさまざまなメリットがあります。ティシューに身体を預けることから重力の負担が軽減されます。
そのため通常のフロアヨガでは難易度の高いとされるポーズでも比較的楽に実践することが可能です。ヨガ初心者では本来難しい逆立ちのポーズなども取りやすく、血行促進や内臓を正常な位置に戻す効果が期待できます。
また空中に浮遊する心地よさやリラックス効果が感じられるでしょう。
ただし体質や体調によっては気分が悪くなってしまうことがあります。持病などをお持ちの方はとくに注意が必要です。
また歴史が浅いため空中ヨガを扱っているスタジオも少なく、自宅で行うには設備を整える必要があります。
フロアヨガやホットヨガなどに比べ取れるポーズにも限りがあること、従来のヨガとは違い心身への効果が科学的に証明されていないこと空中ヨガのデメリットと言えます。

ホットヨガや常温ヨガに関しての研究が行われてきました

ヨガに関するさまざまな研究結果から、ホットヨガと常温ヨガとの効果に大きな違いはないと考えられています。しかしながらホットヨガには常温ヨガよりも高い発汗作用が期待できます。
私たちが生きていく上で、汗をかくことは非常に大切です。汗をかかなければ身体に不要な老廃物や毒素を排出することができなくなってしまいます。
ホットヨガで汗を大量にかくことは、新陳代謝の活性化やストレス解消、疲労回復などの効果が期待できるのです。ヨガで得られる身体的、心理的な効果については研究論文で明らかにされています。
たとえばヨガの呼吸や瞑想には、横になって休息するよりも高いリラックス効果があるといいます。これは、酸素の消費量や呼吸数が減少し、代わりに呼吸の量が増加することが理由と考えられています。
またヨガのレッスン前よりもレッスン後の方が神経機能および内分泌機能、免疫機能が高まったというデータも残されています。さらに精神疾患を抱えた患者を対象に行った研究では、ヨガの実践により症状が改善したとの結果も出ました。

(まとめ)布を使った空中ヨガとホットヨガとの違いは何?

1.布を使った空中ヨガは常温ヨガ、ホットヨガとは室内環境が異なります

布を使った空中ヨガとホットヨガでは温度や湿度などの室内環境が異なります。また考案の経緯が異なり、空中ヨガはニューヨーク発祥、ホットヨガは日本が発祥の地と考えられています。
したがって期待できる効果にも違いがみられます。

2.空中ヨガは常温で行うニューヨーク発祥のヨガです

ヨガは常温ヨガとホットヨガの2種類に分けられており、室内環境が異なります。ホットヨガは高温多湿の中で行うヨガで、日本が発祥の地とされています。
一方、空中ヨガは常温ヨガで、ニューヨークのエアリアルダンスが元になっていると考えられています。

3.ティシューを使用する空中ヨガにはメリットもデメリットもあります

空中ヨガはティシューと呼ばれる布を用いることから、初心者には難易度の高い逆立ちのポーズなども用意に行うことができます。血行促進やリラックス効果が期待できます。
空中ヨガを取り扱うスタジオが少なく、自宅で行うのに向いていないのが難点です。

4.ホットヨガや常温ヨガに関しての研究が行われてきました

さまざまな研究により、ヨガは身体的、心理的に多くの効果がもたらされることが明らかになっています。ホットヨガと常温ヨガの効果に大差はないものの、ホットヨガには高い発汗作用が期待できます。
汗を大量にかくことは身体の不要物を排出するのに効果的です。

 

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