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ホットヨガは有酸素運動のように見えますが心身を整えることをメインとした身体技法です
呼吸をし、酸素を取り込みながら身体を動かすため、ホットヨガも有酸素運動と思いがちですが、ホットヨガは瞑想を伴う身体技法です。
そのためエネルギー消費を重視するのではなく心身の変化を目的としています。
そしてヨガは継続すると身体のバランスが整い、心にもよい変化が現れてくることから、有酸素運動よりも多くのメリットがあるでしょう。集中を高めて取り組みたいときは、常温ヨガを行いましょう。
呼吸法は有酸素運動にするためではなく瞑想し集中を促すためです
ホットヨガも常温ヨガのように腹式呼吸を使いますが、十分酸素を取り入れて行う運動面を重視しているのではありません。
それよりも呼吸法を行って瞑想し、ポーズを取りながら自分の内側と向き合うことを大切にしています。
さらにホットヨガはスタジオ内が高温に保たれることから、呼吸をしっかり行って動くとエネルギー消費に役立つと思いがちですが、あくまで結果的なことです。
ホットヨガの目的は心身の変化を目指すこと
ホットヨガは常温ヨガと違って負荷の大きい環境でヨガをすることからたくさん汗をかく、そのため有酸素運動をしてダイエットが目指せると思うかもしれません。
しかし汗をかくことだけでダイエットになるわけではなく、ホットヨガを継続することでポージングにより全身の筋肉バランスが整って強化されるため、結果的にエネルギーの消費しやすい身体へと変わっていくことが期待できます。
するとボディラインが美しくなったり、筋肉量が増えたことによるダイエットにつながったりすることもあるでしょう。
ホットヨガで有酸素運動以上のメリットがあります
ホットヨガは高温の環境でヨガを行いますが、暑さが体質に合わないままムリに行っても期待される心身の変化は現れづらいでしょう。それから室温の高い中で有酸素運動を行うと、エネルギー消費量が増えると思いがちです。
しかしただでさえ有酸素運動は汗の量が増えて熱の発散が必要になるため、周りが高温では発散しづらいこともあります。
そのため高温の室内ではヨガを行っても、有酸素運動のように熱の発散によるエネルギー消費が行えるとは限りません。
ホットヨガは身体を動かしやすい、汗をかいてリフレッシュといったメリットがあります。ヨガのポージングによって身体のバランスが整っていくと筋肉が正しい位置へ落ち着いてくるのです。
すると身体本来の働きをスムーズに行えるようになり、代謝が上がってエネルギーの消費もしやすくなるために、有酸素運動の以上のメリットが期待できるでしょう。
有酸素運動を目指す場合は常温ヨガの方が適しています
汗をかいてリフレッシュしたいという目的があればホットヨガは適しています。しかし有酸素運動のようにエネルギー消費量アップを目的とする場合は、常温ヨガの方がよいでしょう。
それは、快適な室温でヨガのポージングを行った方が身体からの熱を発散しやすい上に、瞑想や呼吸法にも集中しやすくなるためです。
柔軟性を上げたいときの室温
ホットヨガだけでなくヨガ自体経験が浅い方やはじめての方は、常温ヨガの中でも室温が27℃位で設定されていると柔軟性が高まり、ポージングをしやすくなります。動きやすくなればヨガによる心身の変化を感じられるよう、積極的に取り組むでしょう。
すると継続につながり、ヨガは続けるほど心と身体のよい変化を実感するようになるため、さらに意欲も増すのです。
継続による心身のよい変化
有酸素運動の成果には、ダイエットによる身体の動かしやすさアップやきれいなボディライン形成などがあります。
しかしヨガの場合は、まず身体が正しい状態へと戻ってそれをキープし、その状態でポージングを続けると筋肉量が増すと言われています。
それだけではなく、瞑想と呼吸法によって心の在り方もよい方へ導かれるメリットがあるのです。
(まとめ)ホットヨガって有酸素運動に入るの?
呼吸しながら動くホットヨガですが有酸素運動と同じではなく、ポージング・瞑想・呼吸法を合わせて行う身体技法です。
すると身体のバランスが正しく整い、心もよい方へ変化するため有酸素運動以上のメリットが期待できます。
ホットヨガは有酸素運動と共通する運動面だけを重視しておらず、呼吸法・瞑想・ポーズを取ることにより心と身体の変化を目指しています。
続けることで筋肉量が増えて引き締まりやすいため、ボディラインの美しさや体重の減量に現れることがあるのです。
ホットヨガは高い室温の中で行いますが、その環境では熱の発散がしづらい場合もあります。
有酸素運動では熱の発散によるエネルギー消費を行うため、ホットヨガが有酸素運動と同じ効果を期待できるとは言い切れません。
有酸素運動のように熱の発散を目的とする場合は、常温ヨガの方がおすすめです。そしてポージングを行いやすくするには27℃位の室温が柔軟性も高まるため行いやすいでしょう。
また快適な室温の方が瞑想や呼吸も行いやすく集中力も高まります。