ホットヨガのあとに眠気を感じることがある？

ホットヨガの好転反応で眠気を感じることがあります

ホットヨガを始めてしばらくすると好転反応が生じるといわれています。好転反応は、ホットヨガを始めてから起きる、眠気・だるさ・肌荒れなど、体調不良のように思える症状が一時的に現れることです。
ホットヨガを始めてからいったん身体の調子がよくなったと思ったあとに、これまでの改善状態から逆の体調が悪化したかのような変化を感じる場合が多いといえるでしょう。

好転反応はデトックス効果によると考えられています

ホットヨガを始めてから生じる好転反応では、眠くなる、肌が荒れるなどの体調の悪さを感じる場合があります。好転反応の症状には個人差があり、それぞれ症状や、症状が続く期間が異なります。
突然訪れる不調に、自分の体質にはホットヨガが合っていないと思ってしまう方も多いかもしれません。ところがこの好転反応はホットヨガを始めた多くの方に生じる症状でもあります。
好転反応によって身体の悪いものが外に出て、体質が少しずつ改善されていくともいわれています。
こういった症状が現れることは当たり前だと理解した上でホットヨガを続けていくと、徐々に体調不良はなくなっていくでしょう。
始めてまもない時期に眠気やだるさなど変わった症状が生じたときには、自分に向いていないからと勘違いしないで先生に相談してみてもよいでしょう。
好転反応はその症状が人によってすぐに治まる場合もあり、数か月のように長く続く場合もあるとされています。
そして症状が軽い場合もあればひどい場合もあります。この好転反応はホットヨガを続けていれば自然と治まるとされています。
治まったあとにそれまでの体調からは一転して、健康的な身体になることが期待できるでしょう。

好転反応ではさまざまな症状が起きるといわれています

デトックスともいわれている好転反応は、ホットヨガだけでなく断食、整体などのあとにも生じるといわれています。その症状には個人差がありますが、身体のだるさや眠気・頭痛・関節痛・古傷が傷む・下痢・頻尿・のどの渇き・肌荒れなどのいくつかの症状を経験する方が多いでしょう。
好転反応は、ホットヨガをすることによって代謝が改善され、身体に溜まっていた老廃物などが流されて身体の表面に出てくることが原因と考えられています。
この溜まっていた老廃物が体外へ排出されるまでの間に好転反応が表れ、眠気や肌荒れなどのさまざまな症状が起こります。
もしも体内に老廃物が多く溜まっている場合には、老廃物が少ない場合よりも好転反応の期間が長くなるといわれています。 ホットヨガで正しいポーズ（アーサナ）を行うことで、ゆがんだ骨格の改善も期待できます。
ホットヨガを続けていくと、骨格がゆがんだ状態から徐々に正しい位置に改善される過程でも、関節痛などの好転反応が生じることが考えられます。
こうした好転反応は悪いことではなく、身体がよい状態に向かっているからこそ生じる反応といえるでしょう。

ホットヨガで副交感神経が優位になり質の高い睡眠をとることができます

ホットヨガは、室温が約40℃、湿度を約65％の高温多湿に設定したスタジオで行うヨガです。高温多湿のなかでヨガを行うので、より発汗が促されて代謝の改善も期待できるでしょう。
さらにこのホットヨガには、身体の活動を無意識レベルで調節する、自律神経を整える働きがあるとも考えられています。
ホットヨガでポーズ（アーサナ）をとるときに深い腹式呼吸ができていると、心身がリラックスした状態になるといわれています。
このホットヨガのあとのリラックスした状態では副交感神経が優位になるために、眠くなりやすいともいえるでしょう。
そしてアーサナや呼吸法で普段使わない筋肉を使った、心地よい疲れによる眠気も生じる場合があります。
質のよい眠りにつけるようになることは、ホットヨガのメリットのひとつです。ただし万が一あまりに強い眠気が生じるなど、普段の生活に支障が出る場合には、レッスンのときにムリをしないようにしましょう。
アーサナがきついときには休みながら、汗をかいた分の水分をこまめに補給しながらムリなくレッスンに取り組むことで、ホットヨガを効率よく健康な身体作りに活かせるでしょう。

（まとめ）ホットヨガのあとに眠気を感じることがある？