「BLACK PINK ジェニー」「IVE ウォニョン」「元IZ*ONE 本田仁美」、イカゲームで話題となった「チョン・ホヨン」など、Kpopアイドルやモデルで流行っているピラティス。
韓国では芸能人に限らず、インスタグラムでピラティスをしている様子を投稿する人も多くいます。
また最近では、女性に限らずピラティスは韓国国内で盛んになっており、太陽の末裔やヴィンチェンツォに出演していた「ソン・ジュンギ」もピラティス愛好家として知られています。
膝の怪我を回復するために始めたピラティスが、今では朝に行う「リフレッシュ」トレーニングに変わったとインタビューで答えていました。
韓国の俳優でピラティスをしている理由として、怪我のリハビリだけでなくアクション演技のためや体力アップのためということが挙げられる。
その他、「SEVENTEEN スングァン」、「MONSTA X I’M」など男性アイドルも多くピラティスをしています。
・BLACK PINK ジェニー
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・IVE ウォニョン
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・元IZ*ONE 本田仁美
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・チョン・ホヨン
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目次
韓国でのピラティス
いつから韓国ではピラティスが流行り始めていたのでしょうか。
2012年は200未満しかなかったピラティススタジオが、3年で1300程度(660%)にまで増えているというデータもあり、空前のピラティスブームが続いています。(参考:スポーツソウル日本版)
新韓カードが発表した2019年~2022年、毎年第一四半期の新規加盟店名ビッグデータを分析した結果によると、「ピラティス」という単語はコロナ期間を経て、加盟店名の単語使用頻度順位があがりました。
2019年時ですでに35位と比較的上位にランクしていましたが、2022年に入って14位まで上昇しています。
運動に対する関心が増え、一対一あるいは小規模で距離を置いてレッスンを受けられるピラティスの特性がコロナ禍でも適した運動と認識された結果が順位上昇につながったと考えられます。
運動はしなければならない、でも距離はおかなければならない、答えはピラティスということです。
韓国でも流行っている理由
① 怪我予防
Kpopアイドルは長時間の練習や公演、ダンスも激しめの印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
一見、激しく踊っている姿はカッコよく憧れますが、激しい分、身体への負担も大きいです。
関節をねじった状態で踊ると、体重の支え方が偏ってしまい、日常生活で多くの痛みや不快感を引き起こすこともあります。
ピラティスでは肩の痛み、足首の管理に対してケアが可能なことから多くのKpopアイドルが運動の一環としてピラティスを行っています。
TWICEが所属しているJYP Entertainmentでは日々のレッスンにピラティスが組み込まれていたり、BTSが所属するHYBEではジムにピラティスの器具が置かれていたりします。
ピラティスはもともと患者のリハビリ用にと考案され、傷を負った兵士たちがベッドでもできるエクササイズがピラティスの原型のため、
身体の一部分(極所)のトレーニングが可能であり、インナーマッスルを鍛え、体のゆがみを直すことを目的として怪我をしにくい身体を作ることができます。
例えば、野球選手であれば、肩関節の動きを柔軟にすると同時に、肩回りのインナーマッスルを鍛えて肩関節をしっかりと安定させた状態を目指します。その結果、肩や肘のけがを引き起こしにくくします。
また、関節可動域が狭い状態(体が固い状態)で身体をねじると、腰に無理な負担が加わり、腰のけがにつながる恐れがあります。こちらもピラティスで股関節の動きを柔軟にすると同時に、腰回りのインナーマッスルを鍛えて体幹部をしっかり安定させ、結果として腰のけがを予防することにつながります。
② 同時にダイエット強化
Kpopアイドル、モデルといえば、細長くしなやかなスタイル、体型管理に厳しい印象。
食事制限に加え、有酸素運動、ウエイトトレーニングなどでダイエットをしている様子をみたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は多くのKpopアイドルはダイエットのためにピラティスを行っています。
数々の運動で痩せることはできますが、ピラティスではダイエットと同時に体のコンディションもよくしてくれるので、アイドルには最適な方法として考えられています。
ピラティスでインナーマッスルや体幹を強化することで姿勢が改善されたり体幹が安定したりします。
その結果、痩せやすい身体に変化していきます。
インナーマッスルは、腕や足の筋肉とは異なり身体の深部にある筋肉のことで、体幹はインナーマッスルの中でも胴体部分にある筋肉のため、
鍛えることでお腹周りが引き締まってウエストのサイズダウンやヒップアップにも効果的とされています。
また、ピラティスを続けていて筋肉量が増えると、基礎代謝が向上し脂肪燃焼しやすくなるので、徐々に痩せやすく太りにくい身体に変化していきます。
③ 綺麗な姿勢
韓国女子の理想とする体型は「筋肉がなくて細い」体型ではなく、「筋肉があり引き締まった」体型です。
ピラティスのエクササイズでインナーマッスルを鍛えると、コア周りの骨格を支える力が強くなります。
日常生活で歪みが生じていた骨盤などを支える筋肉が強くなるため、骨盤が正常な位置に戻り、身体の歪みにより滞っていた血流やリンパの流れがスムーズになります。
インナーマッスルのしなやかな筋肉がつくことで筋肉がなくて細い体型ではなく、筋肉があり引き締まった女性らしいボディラインが作られ、
さらに代謝が改善されることで女性に多い冷え性や生理痛の緩和にも役立つとされています。
また、ピラティスでは、左右の筋肉量を調整するように鍛えることも可能です。
身体の左右の筋肉がアンバランスになることで、姿勢にも歪みが生じます。
また、デスクワークの人が多い今、猫背になっている人も多いと思います。
ピラティスでは筋肉を鍛えながら背骨などをゆっくりと伸ばすため、ストレッチにもなります。
日本でピラティスを始めるならzen place
zen placeでは全国80スタジオ以上あり、マシンピラティス、マットピラティスの2種類があり、マシンピラティスではプライベートレッスンとリフォーマーグループがあります。
プライベートレッスンでは、その日の身体の状態や、個人のレベル、目的など、個々のニーズに合わせてレッスンを組み立てていくことが最大の特長です。
・マットピラティス
マットピラティスは、自身の身体への意識を深めることを目的とした、ピラティスの基礎のレッスンです。
グループレッスンでは流れるように動き続ける中で呼吸と動きの連動や融合をとても大切にしており、マット一つでできるので、場所を問わずスタジオだけでなく家でできることも魅力の一つです。
ピラティスを始めたばかりの方はもちろん、年代問わずライフワークの一環として継続していけるレッスンです。
フローで行えるため、集中することができ、また参加者の一体感を感じることができます。
・マシンピラティス
ピラティスの専用器具を使って行うレッスンです。
プライベートレッスンでは、その日の身体の状態や、個人のレベル、目的など、個々のニーズに合わせてレッスンを組み立てていくことが最大の特長です。
じっくりと自分と向き合うことでグループレッスンで気づかなかった自分の動きの癖や、動きの修正も、適時、丁寧に指摘していくため、ピラティスの動きを短期間で上達させることができます。
リフォーマーグループでは、一人のエデュケーターのリードのもと、少人数の参加者(通常定員3〜8名。クラスによって異なります)でピラティスの動きを行います。
55分のクラスの中で、全身運動として完結できるように何百とあるレパートリーの中から厳選されたもので、バランスよく体を整えることができます。
プライベートレッスンより少し早いスピードため、プライベートレッスンを受け、動き方などを学んだ上で、リフォーマーグループを受けるのをお勧めします。
プライベートレッスンで気づいた「点」とマットで得た「線」の繊細な動きを組み合わせたチャレンジングなレッスンで、レベルを選ぶことも可能です。