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ヨガ・ピラティスの歴史
ヨガは約4000年前のウパニシャッド聖典に「ヨーガ」という言葉が記載されていたことを起源としています。ピラティスは、1920年頃にリハビリを目的として開発されました。
ヨガやピラティスは長い歴史があるものの、今でも数多くの人が魅了されています。
体幹を鍛える方法
体幹を鍛えるトレーニングが注目されていますが、筋肉トレーニングなどが主です。しかし、ヨガやピラティスにも体幹を鍛える効果があるのです。体幹は、コアとも呼ばれます。体幹と似たような言葉にインナーマッスルがあります。厳密には体幹とインナーマッスルは違うものです。そもそも体幹というのは、手足と頭を除いた胴体部分のことです。
胴体には、表層筋、中層筋、深層筋という3つの筋肉が存在します。インナーマッスルとは中層筋と深層筋のことです。表層筋はアウターマッスルと呼ばれ、インナーマッスルと、アウターマッスルどちらも含めたものを体幹と呼ぶのです。
ヨガで体幹が鍛えられるというと驚く方もいらっしゃるのではないでしょうか。ヨガは、静かな動きでエクササイズを行うことから、体幹を鍛える効果がないと考えても無理はありません。ヨガは呼吸に意識を向けて、静かに動くものでは?と疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ヨガやピラティスには、体幹を鍛えるポーズがあります。たとえば腕立て伏せの構えを取るプランクや、片膝と片手をついて、空いている足と手を伸ばすトラのポーズなどさまざまです。
とくにヨガは筋肉トレーニングほど激しい運動ではありませんので、体幹に自信がない人でも手軽に始められることがメリットです。
体験を鍛えるメリット
体幹が衰えると姿勢が悪くなりますし、呼吸がしにくいなどの弊害をもたらすことも。体幹を鍛えることで、たとえばランニングのフォームが綺麗になるなど、運動のパフォーマンスが飛躍的にアップします。日常生活でも腰痛に効果があったり、正しい姿勢を維持する効果があったりします。
筋肉がつくことで体力向上に繋がり、疲れにくい身体になれるのです。体幹を鍛えるコツは、筋肉を意識すること。しかし、体幹を意識することは非常に難しいです。ヨガやピラティスは難しい体幹の鍛え方を体幹で学べます。また、普段の生活でも呼吸に意識をむけ、横隔膜の動きを意識することでも、体幹を鍛えられます。
ヨガやピラティスで体幹を鍛えるのと同時に、日常生活でも体幹を意識すると、より早くポジティブな効果が見込めますよ。ぜひ、試してみてくださいね。