顔に手を当てる女性

無気力になるのは自律神経に原因があるの?

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自律神経のバランスが崩れると無気力になる場合があります

自律神経は、内臓器官の働きを調整する役割を担い、活動時に活発化する交感神経と休息時に活発化する副交感神経からなります。
2つの神経の切り替わりがうまくいかないと、心身が疲弊してトラブルが生じやすくなるのです。
メンタルの不調の1つが、無気力になって集中力を欠くという症状だとされています。自律神経を整えるには、ピラティスなどのエクササイズを取り入れ、規則正しい生活を送り、ストレスを溜めないことなどが大事です。

自律神経の乱れは、無気力などの心身の不調を招くとされています

自律神経の中心は、脳の中央に位置する視床下部にあります。主に、体の内臓器官などを調整する働きをしています。
自律神経には、活動時に活発になる交感神経と休息時に活発になる副交感神経が切り替わることでバランスを保っているのです。
また視床下部は、情緒や感情を司る大脳辺縁系の近くにあり、強い緊張や恐怖を受け、大脳辺縁系が刺激されると視床下部にも影響がおよびます。
すると自律神経のバランスも乱れ、うまく切り替わらなくなるのです。交感神経が優位だと血圧低下に心拍数の増加、発汗や血管の収縮、消化器官の抑制などが起こります。
副交感神経が優位だと、体は交感神経とは全く逆の状態になります。この切り替えができず、常に交感神経が優位の状態が続くと、心身や脳が疲弊し、さまざまな不調が出始めるのです。
その中で、心の不調の1つが無気力だと考えられます。脳が疲れて働かないと、物事に興味をもったり集中したりすることができず、もうどうでもよい、やる気が出ないといった無気力になる傾向にあるからです。

自律神経を整えるのにピラティスは有効だとされています

自律神経を整えて、無気力を解消するには適度な運動がよいと考えられています。ウォーキングやストレッチ、水泳などの全身運動は、血流を促して基礎代謝を上げてくれます。
中でも、呼吸を繰り返しながら体を動かすピラティスは、その独特な呼吸法が自律神経を整えるのに効果的だとされているのです。
ピラティスでは主に胸式呼吸といって、鼻からしっかり酸素を取り込んで肺を膨らませ、横隔膜を動かして口からゆっくり吐きだします。
体が活発時に優位になる交感神経を興奮させるので、脳や心身が覚醒して頭の中でもがすっきりとするでしょう。
体の動きに意識を集中させることで、もやもやした気持ちや雑念も取り払われ、自律神経の乱れの要因ともなるストレス解消にも効果的だと言われています。
背骨や骨盤周りのインナーマッスルが強化されるので、姿勢が正しくなり、ずれた内臓も元の位置に戻るので内臓機能の向上にもつながるのです。
さらにピラティスはレベルに応じて負荷や難易度も変わってくるので、誰でも初級から気軽に始められるというメリットもあります。

規則正しい生活を送り、食事でしっかり栄養を摂ることも大事です

自律神経の乱れを改善するには、規則正しい生活スタイルを定着させることが大事です。
まず睡眠時間を7時間程度は確保し、熟睡できる質のよい睡眠を心がけるようにしましょう。
睡眠は交感神経から副交感神経へと切り替わり、脳や心身を休めるために必要不可欠なのです。さらに朝目覚めたら体を活性化させ、交感神経へスムーズに切り替わるように水を飲む、ストレッチを行うなどもよいでしょう。
また朝日にはセロトニンという自律神経を整えるのによい神経伝達物質の分泌を盛んにする効果があるので、日光を体に浴びることも積極的にしてみてください。
朝ごはんをしっかり食べてエネルギーを補給すると、交感神経の活性化にもつながります。
ストレスが溜まると、自律神経が乱れやすくなります。カラオケやドライブなどの気分転換のできることを見つけ、生活に取り入れてストレスを適度に発散させましょう。
夜はゆっくりぬるめのお風呂につかると体が温まり交感神経への移行が進みやすくなります。

(まとめ)無気力になるのは自律神経に原因があるの?

1.自律神経のバランスが崩れると無気力になる場合があります

自律神経は、交感神経と副交感神経が切り替わりながら心身の健康を保っていますが、バランスが崩れると無気力になるなど、心身に不調が生じます。
自律神経を整えるには、ピラティスなどのエクササイズや睡眠、入浴などが効果的だとされています。

2.自律神経の乱れは、無気力などの心身の不調を招くとされています

自律神経は脳の視床下部にあって、昼に活発化する交感神経と夜活発化する副交感神経が切り替わり、バランスを保っています。
2つの神経が切り替わらず交感神経が優位になり続けると、脳が疲弊し、無気力になるといった不調が出始めます。

3.自律神経を整えるのにピラティスは有効だとされています

自律神経バランスの改善には、適度の運動が効果的ですが、中でもピラティスがおすすめです。
ピラティスは胸式呼吸で交感神経を刺激して活性化させ、体を動かしてインナーマッスルを鍛えられるエクササイズです。

4.規則正しい生活を送り、食事でしっかり栄養を摂ることも大事です

自律神経の乱れを直すには、睡眠をしっかりとり朝は水を飲む、朝日を浴びるといった生活がよいとされています。
さらに気分転換をしてストレスを溜めない、お風呂にゆっくり浸かるのことも、自律神経の切り替えをスムーズにしてくれます。

 

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