ホットヨガは膀胱炎対策にいいですか？

ホットヨガは膀胱炎対策になります

膀胱炎は膀胱の中で細菌が繁殖する病気です。細菌が繁殖する原因はいろいろありますが、体も冷えも原因のひとつだと考えられています。
体が冷えると血行が悪くなり、菌に対する抵抗力も低くなってしまうからです。ホットヨガは高い室温の中でヨガを行うため、血流を促すことができます。
結果的にホットヨガは膀胱炎対策になると考えられます。

膀胱炎は膀胱に細菌が繁殖する病気です

膀胱炎は膀胱内に細菌が繁殖しておこる病気です。女性は尿道が短いため、細菌が膀胱に伝わりやすく、膀胱炎になりやすいといえます。
尿道から細菌が伝わっても、通常は尿と一緒に細菌が排出されています。しかしおしっこを我慢すると、尿で細菌を洗い流すことができません。
体調が悪く免疫力が低下しているときも、免疫細胞による細菌をやっつける働きが得られなくなってしまいます。
若い女性の膀胱炎の多くは、急性膀胱炎です。急性膀胱炎は尿道から細菌が入り込み、膀胱に伝わったことでおこります。
免疫力の低下は、体が冷えていることでもおこります。免疫細胞は血液を通して全身に送られるもので、血流が悪くなれば膀胱に免疫細胞がいきわたりません。
デスクワークで1日中座りっぱなしで血流が悪くなっている人や、緊張のせいで体が冷えやすい人も注意が必要です。ホットヨガは温かい環境での運動で血流を良くする働きと、呼吸法によるリラックス効果が得られます。
そのためホットヨガは膀胱炎の原因になっている問題を取り除きやすいといえるでしょう。現代女性か抱える膀胱炎の問題にホットヨガがおすすめです。

体の冷えは胃腸の問題からきていることが多いです

膀胱炎の原因にもなりやすい冷えは、2種類のタイプがあります。生まれつき胃腸が弱くて冷えやすい人、胃腸が丈夫で冷たいものを食べ過ぎて冷える人の2種類です。
生まれつき胃腸が弱い人は、体質だからと諦めている方も少なくありません。冷えると体調が悪くなるのを自分でも自覚していて、ムリが利かないタイプです。
胃腸が強い人は何でも食べられるため、冷えやすい冷たいものをどんどん食べてしまいます。その生活習慣を繰り返していると胃腸が冷えていき、冷えの症状が出てくるでしょう。
さらに現代人は体が緊張しすぎることも、体が冷える原因となっています。日中に交感神経が働くのは当然ですが、その緊張をほぐすことができていない方も少なくありません。
普通は夜になれば副交感神経が働いてリラックス状態になるのですが、ストレスなどの影響で体が緊張状態になっている方は、その切り替えができなくなっています。体が緊張状態になれば血流が悪くなり、体が冷えて膀胱炎を繰り返してしまうのです。
冷えを感じている人は後天的な生活習慣でおきている場合が多くなっています。しかし本人は体が冷えている自覚がない人も少なくありません。

ホットヨガで膀胱炎の原因を取り除きやすいです

膀胱炎はときに再発を繰り返すため、何度も繰り返して悩んでいる方も少なくありません。発症原因は細菌が膀胱に入り込むことや、免疫力が低下することが問題で、生活習慣の改善で原因を取り除く必要があるでしょう。
ホットヨガは膀胱炎になる生活習慣の改善に役立てることができます。たとえば膀胱炎予防では、水分をこまめにとって尿量を増やす対策がおすすめです。
暑い環境でやるホットヨガは、自然と水分を摂取する量が多くなります。普段の生活で水を飲むことが苦手な方でも、ホットヨガは汗をかくので喉が渇き、自然と水分摂取量が増えやすいでしょう。
ホットヨガで体が温まり血流アップできるのも、膀胱炎対策になります。膀胱炎対策には免疫力アップが重要で、体を温めて体温を上げることが必要です。
体温は免疫細胞の働きと関係があります。低体温になると免疫細胞の働きが低下していき、逆に体温が上がると働きがアップするのです。
また免疫細胞を全身に届けるのは血液の働きで、体を温めて血流を良くすることが、免疫力アップに役立っています。
ホットヨガは体を温める効果と、血流アップの効果が期待できるため、膀胱炎予防としてもおすすめです。

（まとめ）ホットヨガは膀胱炎対策にいいですか？