ピラティスをする女性

股関節のストレッチが下半身痩せに効果的な理由とは?

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股関節のストレッチの効果

長時間のデスクワークなどで同じ姿勢が続くと、筋肉や関節が硬くなっていきます。とくに股関節は日常のさまざまな動きに関係しています。
骨盤と接しているため、硬くなることで骨盤の歪みを生じさせることもあるのです。股関節のストレッチを行うと、骨盤や周辺の筋肉の可動域が広がります。
下半身の血行が良くなり、水分や老廃物の流れがスムーズになるため、下半身痩せに繋がるのです。

股関節のストレッチは下半身の血行促進に役立ちます

股関節のストレッチが下半身に与える影響は、股関節の働きや仕組みに基づきます。股関節というのは、大腿骨と下腿骨を繋いでいる膝関節や下腿骨と足を繋いでいる足関節と並び、人間の下半身にある3大関節の一つです。
股関節は骨盤と大腿骨を繋いでおり、上半身と下半身を接続している関節に当たります。その接続は、大腿骨の上端に位置する「骨頭」と呼ばれる球体が、骨盤の「寛骨臼」と呼ばれる凹みにはまることでなされています。
この性質から、股関節は「球関節」であると考えられており、下半身を自由に動かすことを可能にします。そして股関節の動きをサポートしているのが、骨盤やその周辺の筋肉と考えられています。
長時間のデスクワークなどで座りっぱなしだと、股関節や筋肉が硬くなってしまいます。それに加え、猫背の姿勢などが原因で骨盤に歪みが生じる可能性があるのです。
その結果として血流やリンパの流れが悪くなり、水分や老廃物が体内に蓄積されていきます。股関節のストレッチを行うことで、関節そのものだけでなく、周辺の筋肉や骨盤の可動域を広げる効果が期待できるでしょう。
また下半身の血流が改善され、水分や老廃物の流れがスムーズになるため下半身痩せに繋がるのです。

股関節のストレッチでさまざまな症状が改善されます

私たちが立つ・歩く・走る・座る・しゃがむという動作は、股関節の正常な動きがなくては成り立ちません。関節自身や筋肉が硬くならないためにも、意識的に股関節を動かす機会を設ける必要があるでしょう。
股関節のストレッチを行うことには、下半身痩せに繋がる他にもさまざまなメリットが考えられます。

むくみや冷え症の改善

女性に多いむくみや冷えなどの症状も、股関節やその周辺の筋肉が硬くなることで起こります。
股関節のストレッチで血液やリンパ液の流れが良くなれば、下半身への栄養や酸素の供給が円滑に行われるでしょう。その結果として冷えが起こりにくくなるのです。
さらにむくみの原因となる水分や老廃物の排出も盛んに行われます。

動きや呼吸が容易になる

股関節が正常に動かせなくなると、日常生活のちょっとした動きも不便に感じることがあります。
ストレッチを行うことで骨盤や筋肉の可動域が広がれば、普段の動作が楽になるだけでなく、スポーツなどで膝や腰などにかける負担が軽減されるのです。また股関節と繋がる大腰筋は横隔膜と重なっている部分があります。
大腰筋が弛緩されれば、横隔膜にも影響を与え、呼吸もしやすくなるでしょう。

股関節を開く効果があるピラティスの動きとは

体幹や深層筋(インナーマッスル)を強化するエクササイズである「ピラティス」にはストレッチの要素も含まれています。
ピラティスの「シザーズ」と呼ばれるエクササイズには、股関節を開いたり柔らかくしたりする効果があるとされています。
下半身太り解消に役立つかもしれません。ここでは、具体的な実践方法をご紹介します。

1.マットの上に仰向けの状態で寝転がります。
2.両ひざを立て、背骨がピンと伸びるように姿勢を調節します。
3.腹部が引っ込むように意識し、揃えた足を片方ずつ上げていきます。
このとき、膝と股関節45℃になるよう調節します。
4.両足を天井の方に伸ばしていき、右足は自分の胸の方に、左足は床の方に近づけていきます。
このとき、右足はふくらはぎと足首の間くらいに手を添えておくとよいです。
5.はさみが大きく動くようなイメージで、右左交互に行いましょう。
ただし頭の位置はあまり動かさないようにします。
6.左右3~6回程度行います。
ピラティスでは、普段は使用しない筋肉を鍛えることができるため、より効率的に股関節のストレッチ効果が得られるでしょう。

ピラティスについて

(まとめ)股関節のストレッチが下半身痩せに効果的な理由とは?

1.股関節のストレッチを行うと下半身の血行が良くなるからです

股関節は上半身と下半身を繋いでいる関節です。デスクワークなどで股関節やその周辺の筋肉が硬くなると、骨盤の歪みを生じさせます。
股関節のストレッチは骨盤の歪みを解消し、下半身の血行を促進し、痩せやすい身体づくりに役立つでしょう。

2.股関節のストレッチは下半身の血行促進に役立ちます

股関節は上半身と下半身を接続している関節です。その動きをサポートしているのが、骨盤とその周辺の筋肉で、股関節が硬くなることで歪んだり可動域が狭くなったりします。
股関節のストレッチを行うことで血流が改善されるため、下半身痩せに繋がるのです。

3.股関節のストレッチでさまざまな症状が改善されます

ストレッチで意識的に股関節を動かしていけば、関節自身や周辺の筋肉をほぐすことができます。血液やリンパ液の流れが良くなれば、むくみや冷えの症状も起こりにくくなるのです。
普段の動作や呼吸が楽になり、膝や腰にかかる負担も軽減されるでしょう。

4.ピラティスの「シザーズ」には股関節を開く効果が期待できます

ピラティスはエクササイズの一種ですが、ストレッチの要素も入っています。
たとえば大きなはさみが動くようなイメージの「シザーズ」というエクササイズでは、普段は使用しない筋肉を使い、より効率的に股関節のストレッチ効果が得られるでしょう。

 

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