親指と中指を付け目を閉じる女性

瞑想で自律神経を整えることができる?

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瞑想でストレスを減らすと自律神経のバランスを整えられるでしょう

自律神経には、仕事をしているときなどに脳に働きかけて体を活動的な状態にする役割と、リラックスしているときに体を休息させる役割があります。
ところが仕事などのストレスが多いと、交感神経の働きが強くなり続けてさまざまな不調の原因になってしまうのです。
瞑想はそのストレスを軽減させる効果が期待できるため、自律神経のバランスが整えられるといわれています。

瞑想によって脳を休めることが可能になります

世界の中でもでもトップクラスの企業であるGoogleでは、長年、マインドフルネスを社内の活動に取り入れています。
ほかにもゴールドマンサックスなどの大企業がこのマインドフルネスを取り入れていることで有名です。
今注目されているマインドフルネス瞑想法のように、瞑想は、集中力を高める、ストレスコーピング力(ストレスに上手に向き合う能力)を上げるなどの効果が期待できるでしょう。
瞑想は、脳への不要な情報を遮断して集中力を高める役割があるといわれています。
スポーツ選手がシュートを打つ前には、毎回ポーズをとるなど決まった動作を行うことで、瞑想と同じように脳への情報遮断と集中が得られるとされています。
とくにスポーツをしていない人でも、スポーツ選手のように、普段行っている動作(呼吸など)に集中して雑念をなくすことがよいとされています。
マインドフルネス瞑想で自分の呼吸など体の間隔に注意を向ける時間をもつことで、脳を休めることができるといわれています。
また集中力のアップや心の平静を保てるような効果が得られるでしょう。

自律神経には無意識に体の生理機能を調節する働きがあります

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれています。
交感神経が活発に活動しているときには副交感神経の働きが抑えられ、逆に副交感神経が優位に立っているときには交感神経の働きが抑えられています。
活動時に活発になるのは交感神経です。交感神経が優位になっているときには、瞳孔を開く・心拍数を増やす・汗を出すなどの働きで体を活動しやすい状態に変化させています。
反対に休息を取っているときには、副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位の間は、体に瞳孔を閉じて心拍数を減らし、胃腸の働きを活発にするなどの変化でリラックスしやすいような状態が続くでしょう。
心臓や胃腸以外にも、膀胱・汗腺・唾液腺など、さまざまな器官の働きを調節しているのが自律神経です。
自律神経はストレスなどから脳が刺激を受けて無意識の状態で働くため、自分が考えた通りに、意識して働かせることができません。
ストレスの感じ方には個人差がありますが、対人関係の悩みや、音・匂い・痛みなど、不快に感じることが生じたら、それがストレスとなり自律神経を機能させるといわれています。
そのために過剰なストレスなどで自律神経が乱れることもあるのです。

自律神経の乱れは自律神経失調症の原因にもなります

自律神経に乱れが生じると、交感神経と副交感神経の活動バランスが崩れます。仕事などで生じた過剰なストレスなどは 交感神経の働きを優位にさせ続ける場合があるのです。
交感神経が優位を保ったままだと体は常に活動を続けている状態になるので、休息をとってもゆっくり体を休ませることが難しくなるでしょう。
いつまでも交感神経の優位が続いていると、自律神経の乱れが慢性化して自律神経失調症になるといわれています。
このように自律神経のバランスが崩れている状態になると、動悸やめまい、顔のほてりなど体の症状に加えてイライラするなど精神面での不調も生じます。
自律神経の乱れは、内分泌疾患などの病気が原因の場合やストレスや疲労などが多い生活が原因と考えられます。
ストレスを溜めないようにするには、瞑想や、ピラティスなどを日常生活に取り入れるとよいでしょう。ピラティスは、ムリなくできるエクササイズでもあります。
正しく行うことでストレスの原因にもなる体の歪みを改善して、自律神経のバランスも整えることが期待できるのです。
山下良道師に聞くマインドフルネス入門

(まとめ)瞑想で自律神経を整えることができる?

1.瞑想でストレスを減らすと自律神経のバランスを整えられるでしょう

自律神経には体を活動的な状態にする役割と、体を休息させる役割とがあります。
仕事などのストレスが多いと、交感神経の働きが強くなり続けるのですが、瞑想でそのストレスを軽減させ自律神経を整えることが期待できます。

2.瞑想によって脳を休めることが可能になります

世界の多くの大企業が取り入れているマインドフルネス瞑想とは、自分の体の間隔に集中して、ムダな意識をなくすものです。
脳への不要な情報を遮断するので、脳を休めることができるといわれています。

3.自律神経には無意識に体の生理機能を調節する働きがあります

自律神経は体を活動的な状態にする交感神経と、リラックスした状態を作り出す副交感神経に分かれています。
自律神経は無意識下で動くので、ストレスが引き金となりバランスが崩れることがあります。

4.自律神経の乱れは自律神経失調症の原因にもなります

自律神経の乱れが生じ、それが慢性化すると自律神経失調症になる場合があります。
自律神経の乱れの原因となるストレスを溜めないための瞑想や、ストレスの原因となる体の歪みをとるピラティスなどを始めるとよいでしょう。

 

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