脚はダイエットをする女性にとって、悩みが深いパーツではないでしょうか。
「運動や食事制限をしたのに脚だけ痩せない」「筋トレをしたら太ももが太くなってしまった」という方も多いでしょう。
実は、美脚づくりにはピラティスがおすすめです。
この記事では美脚づくりにピラティスが効果的な理由を解説します。
またおすすめのピラティスの種目もご紹介するので、美脚を目指したい人はぜひ試してみてくださいね。
目次
ピラティスで美脚は叶う?
ピラティスで美脚を叶えられる理由として、以下の3つがあります。
ピラティスには脂肪燃焼効果がある
有酸素運動であるピラティスは、脂肪燃焼効果が高い運動の1つです。
深い呼吸をしながらある程度の負荷を身体にかけるピラティスは、一種の有酸素運動です。有酸素運動では、体脂肪をエネルギーとして使用するため脂肪燃焼効果が期待できます。したがってピラティスを続けることにより、全身の脂肪とともに脚の脂肪を落とせるでしょう。
またピラティスは、インナーマッスルを重点的に鍛える運動。インナーマッスルは身体の内側にある筋肉で、内臓を正しい位置で保持する役割があります。インナーマッスルを強化すると内臓を安定させられるため、臓器のパフォーマンス向上が期待できます。その結果基礎代謝が上がり、痩せやすい身体づくりができますよ。
骨盤の安定性が向上し脚の歪みが改善される
脚が太くなってしまう要因は、脂肪量だけではありません。例えばO脚になると、脚が歪んで見えてしまうのはもちろん、下半身太りを招く恐れも。
O脚改善におすすめなのが、ピラティス。ピラティスでは、骨盤まわりのインナーマッスルを鍛えられるため、骨盤を正しい位置で保持しやすくなります。またピラティスで体幹を鍛えると、骨盤の安定性が向上します。結果、骨盤の歪みが矯正され、O脚の改善効果が期待できるでしょう。
美脚に効果的な筋肉を鍛えられる
ピラティスには、内転筋群やハムストリングスなど、美脚づくりに欠かせない筋肉を効率的に鍛える種目もあります。これらの筋肉をバランスよく鍛えることで、理想の美脚に近づけるでしょう。
ちなみにピラティスと混同されやすい、ヨガ。ピラティスがインナーマッスルの強化に重点を置くのに対し、ヨガは「瞑想による心身の安定」を目的としています。したがって美脚づくりを目的とするなら、ピラティスがおすすめですよ。
美脚づくりに効果的なピラティスの種目2つ
インサイドリフト
内転筋を鍛えて、たるみやすい内腿を引きしめる種目です。太もももの間に隙間がほしい人に、おすすめですよ。
まずは右側の内転筋から。
- 右側を下にして、横向きに寝ます。このとき左膝を立てて床に置き、右脚はまっすぐ伸ばしましょう。左手は身体の前に付きます。
- 息を吸って、吐きながら右脚を上に持ち上げます。
- 息を吸って、吐きながら右脚を下ろします。
- 10回程度繰り返したら、左右を入れ替えて同様の動作をします。
レッグサークル
股関節の柔軟性を高めるエクササイズです。股関節をほぐし、脚をバランスよく使えるようになれますよ。
まずは右側から。
- 仰向けになり、両手を横に伸ばします。
- 息を吸いながら、右脚を上にあげます。このとき、膝は伸ばした状態を維持しましょう。脚の角度が床に対して90度近くになるのが、理想です。
- 息を吐きながら、右脚を右回りに8回程度回します。このとき、足首はしっかり曲げましょう。
- いったん息を吸った後、息を吐きながら右脚を左回りに8回程度回します。
- 左脚も同様に実施しましょう。
ポイントは、股関節から脚を動かすこと。
また脚を回すときに、骨盤が傾かないように意識しましょう。左右のお尻が床から浮かないように注意すると、良いですよ。
ピラティスで女性らしい美脚を手に入れよう
美脚づくりには、ピラティスがおすすめ。まずはご紹介した種目に挑戦して、女性らしい、美脚を目指しましょう。
またピラティスには、姿勢や呼吸などの様々なコツがあります。これらのコツをつかむと、より効率的に目標に近づけますよ。そのためには、プロの指導を受けるのが一番。ぜひ体験レッスンで、ピラティスの効果を体感してみてくださいね。