仰向けでお尻を膝と肩が一直線になるところまで持ち上げた女性

【猫背やO脚の方向け】身体のゆがみはピラティスで改善できる!

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あなたの身体は歪んでいませんか?
自分の身体が歪んでいるのかどうかよくわからないという方もいらっしゃると思いますから、まずはセルフチェックをしてみましょう。

一目瞭然なのは、猫背の方やO脚やX脚の方は、身体のどこかに歪みがあります。それに、左右の肩の高さが均等ではない方(肩掛けカバンをいつも片方の肩にかける方)や、身体が左右のどちらかにねじれている方(足をいつも同じ方向へと組む癖がある方)、足の裏の重心が偏っている方(電車待ちのときなどにいつも片側の足に重心をかける方)など、もしどれか1つでも当てはまれば、あなたの身体はきっと歪んでいることでしょう。

そんな方は今回の記事を是非読んでみてください。今回の記事では、「身体の歪みはピラティスで改善する!」ということをテーマに、なぜピラティスで身体の歪みが良くなるのか、そして有効なエクササイズの方法をご紹介したいと思います。

なぜピラティスが身体の歪みを改善するのに効果的なのか

なぜピラティスをすると身体の歪みが矯正されるのでしょうか?
そもそもピラティスとは、自分自身の身体の状態に目を向けて、日頃の癖や習慣によって生じた左右の歪みを整えるための運動です。まず、ピラティスのトレーニングをすると、体幹を含む身体の全身の筋肉を鍛えることができます。

そうすると、必然的に骨盤周辺の筋肉や背中周りの筋肉などの緊張が取れ、柔軟性も高まるため、関節を本来の位置に戻すことが期待できるということです。

運動を通じて左右の足や手の動き方にきっと違いがあるはずですから、その違いによって身体の歪みを自覚して、改善していくという意識を持つことが大切です。(

もちろん歪みの改善というと、整体院へと通うというイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、整体院で本気で身体を矯正しようと思ったら、最低週1回は通わなければならないことになります。もちろん、整体院に通うお金と時間のある方はそれでも良いのですが、多くの方は毎日の仕事や家事に育児に追われて難しいのではないでしょうか。

ですから、ピラティスであれば自宅で手軽に毎日でもできますから、おすすめします。骨盤が歪みやすい産後に行うのも効果的ですよ。

ピラティスについて

身体の歪みを改善させるためのトレーニング

次に、具体的にどのようなピラティストレーニングのメニューを行えば、歪みが改善されるのか紹介していきたいと思います。

まず、ピラティスの呼吸法は胸式呼吸になります。胸式呼吸を練習するときには、肋骨に手を当てながら行うと、胸の開閉が上手くできるでしょう。息を吸うときはどうしてもお腹が膨らみやすくなりますが、ピラティスを行うときにはお腹がずっと引き締めたままにしておきましょう。

まずは、身体の軸である背骨を整えるポーズを紹介します。
まず、仰向けに寝転がります。そうしたら、両ひざを股関節の上に来るぐらいまで持ち上げます。準備ができたら、呼吸に合わせて右側に足から身体を傾けます。足は完全には右側に下ろさないようにしましょう。床スレスレのところまで足を運んだら、もとのポジションへ戻り、続けて左側も行います。この動きを何回か繰り返してください。

背骨が整うと姿勢が良くなりますし、姿勢が良くなると、肩こりや腰痛といった症状の改善も期待できます。また、身体をひねる動きですので、お腹まわりの引き締めにも効果がありますよ。

次に、ペルビック・ブリッジのポーズを紹介します。こちらのポーズは私が出産のときに、産院でも産後に骨盤の歪みを矯正するのに効果的と紹介されたポーズです。産後1日目からやっても大丈夫だと仰っていました!
まずは仰向けに寝転がり、足を肩幅程度に広げて折り曲げます。このときに、足は広げますが、ひざ同士は離れないようにしてください。次に、一度息を吸って、吐きながら骨盤を大きく丸め込むような意識で、お尻からゆっくりと持ち上げてください。胸からひざまでが一直線になるところで動きを止め、ピラティスの胸式呼吸を行っていきます。

お腹とお尻の穴にしっかり力を込めて行うことで、より効果が実感しやすくなるでしょう。ポーズを終えるときは息を吐きながら、背骨の上の方からゆっくりと床に背中をつけていきましょう。この動きを何回か行ってください。

まとめ

ピラティスを行うことで、ある程度身体の歪みを改善させることはできますが、まずは身体の歪みを作らない生活を心がけることが大切です。片足に重心をかけた立ち方をしない、座るときには足は組まない、背筋を伸ばして歩くなどのことを行うだけで、身体が整い、肩こりや頭痛、腰痛などの不調の改善が見込めます。

ただし、このような歪み改善はすぐに効果が現れるとは限りません。ですから、日頃から自分の悪い癖に気をつけ、ピラティストレーニングを継続していくことが大切です。

筆者プロフィール
西野美由紀 ヨガインストラクター。インストラクター歴10年。本人が病気ではない不定愁訴に悩み、ヨガを習うことで症状が劇的に改善してからヨガにハマりインストラクターに。予防アクションとしてのヨガの有効性を一人でも多くの方に伝えている。趣味はリラクゼーション通い。

 

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