赤ちゃんを抱える母親

ヨガには生理痛緩和作用があるの?

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ヨガを続けることで、生理痛が緩和される効果も期待できると言われています

ヨガを続けていくうちに心身によい変化が徐々に現れるとされています。その一つが、生理痛を和らげる効果だと言われています。
生理痛は冷えや子宮収縮を強める物質の分泌、ホルモンバランスの乱れなどが原因とされています。ヨガで呼吸法を繰り返しポーズを取ることで全身の血流が促され、細胞や内臓機能が活発化してエネルギー消費が増え、熱が生まれます。
体内が温まることで子宮の動きも良くなると考えられています。とくに猫のポーズや弓のポーズは生理痛緩和によいとされています。
正しいポーズを独学で身に着けるのは難しい場合も多く、レッスンに通うことで効率よくヨガが習得できるとされています。

ヨガを行うことで血流が促され、体が温まるため生理痛が和らぐとされています

ヨガは深い腹式呼吸を繰り返しながら、全身を動かして色々なポーズを取る身体技法です。体幹を鍛える、リラックスできるなど心身にさまざまな効果をもたらすとされており、その一つが生理痛の緩和作用です。

血液の流れがスムーズになる

生理時は冷えにより子宮の動きが鈍くなる、骨盤内に血液が溜まることで痛みが強まるとされています。こうして下腹部がキリキリと痛くなる、腰回りが重くなるといった生理痛に悩まされる女性も多いものです。
ヨガの腹式呼吸で新鮮な酸素をたっぷり体内に取り込み、全身を使ったポーズを取ることで普段使わないような筋肉を動かすことができます。すると関節も柔らかくなり、体に柔軟性が生まれて、血液の流れをスムーズにしてくれます。
インナーマッスルが鍛えられ、背骨や骨盤の歪みが正されることで、内臓も正しい位置へと戻ることができます。そして姿勢が良くなることや身体がほぐれることも血流アップにつながります。

体が温まり、痛みが和らぐ

血流が促されると全身に酸素や栄養がしっかり行き届くようになり、細胞や内臓機能が活性化します。するとエネルギーは消費されて熱が生まれ、体が温まるので生理痛緩和につながると考えられているのです。
またヨガは心身をリラックスさせてストレスを解消し、女性ホルモンのバランスを整える作用もあることから、生理痛緩和をもたらすとも言われているのです。

冷えなどによる血流悪化が生理痛をひどくすることがあります

生理痛が起こり、痛みが強くなる原因がいくつかあるので見ていきましょう。

子宮収縮を促す物質の分泌

生理痛は、剥がれ落ちた子宮内膜が経血として外に排出される際に、子宮の筋肉がきゅっと収縮することで起こると言われています。この子宮収縮はプロスタグランジンという物質の作用で引き起こされます。
プロスタグランジンは生理時に多く分泌され、痛みや炎症をも招く物質です。プロスタグランジンの分泌量には個人差があるので、体質的に人より多いと子宮収縮が強まり、生理痛もひどくなる傾向があります。

冷えなどによる血流悪化

また露出の多い服を着るなどで骨盤周りが冷える、運動不足が続く、長時間の座り仕事をする、締め付けのきついインナーを着るといったことにより血流が悪化します。すると骨盤内にうっ血が生じて子宮収縮がスムーズに行えなくなり、痛みが強まると考えられているのです。
また冷えにより体が子宮収縮に過敏に反応することも痛みを悪化させる要因だとされています。

子宮の未成熟やホルモンバランスの乱れ

そしてとくに10代から20代前半にかけては、子宮が未成熟なので経血が通る子宮頚管は細いため流れにくく、子宮内部に経血が溜まってしまいます。すると子宮が経血を押し出そうとして強く収縮することで生理痛が強まる場合もあるのです。
他にも思春期や更年期のホルモンバランスの乱れにより、生理痛が起こりやすくなるのも原因と考えられているのです。
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生理痛緩和によいとされるのは猫のポーズや弓のポーズなどです

ヨガの中でも生理痛の緩和によいとされるのが、猫のポーズや弓のポーズです。どちらも動き自体はシンプルでさほど難しくないので、やり方を覚えましょう。
ポーズを取る時は、腹式呼吸にも意識を集中させ、呼吸が途切れないようにしましょう。

猫のポーズ

猫の体の動きをまねたポーズです。背中を丸めたり、反らしたりします。
1.床に四つん這いになります。両腕と両足は肩幅くらいに開きます。腕と太ももの床に対して垂直になるようにします。
2.息を吐きながらゆっくり頭を下げておへそを見るようにして背中を丸めます。呼吸しながら30秒キープします。
3.頭を上げて、息を吸いながら今度は背中を反らします。お尻を上に突き出すような感じ胸を張り、視線は前を向きます。呼吸しながら30秒キープします。
2と3を5回位繰り返しましょう。慣れてきたら回数を徐々に増やしていくとよいでしょう。

弓のポーズ

弓のように背中を反り、体をしならせるポーズです。
1.床にうつぶせになります。両手で両足首を掴みます。
2.上半身を反らしながら体を起こしていきます。この時、腰だけを反らすと傷めるので、肩甲骨から反らすようにしましょう。
足を後ろに引きながらだとやりやすいです。
3.足や胸を高く上に引き上げ、呼吸しながら30秒ほどキープし、脱力します。2と3を5回位は繰り返しましょう。できるようになったら、少しずつ回数を増やしてみましょう。

生理中は下半身に負担をかけるようなヨガポーズは控えましょう

生理痛緩和にヨガは効果的だとされています。しかし生理中の体は敏感なので、ヨガを行う際には注意したいことがあります。

ムリなポーズは控える

ヨガには色々な種類のポーズが存在します。中でも下腹部に力を入れるようなポーズや、骨盤周辺のインナーマッスルを引き締めるようなポーズもあります。
こうした動きは腹部や腰に負担がかかって、生理痛が悪化する可能性があるのでやめておきましょう。活動的なポーズよりも、心身がリラックスできる軽めのポーズにしておくと安心です。

痛みが強い時は休む

生理痛がかなりひどく、ヨガを行うのが困難な場合はムリして続けないようにしましょう。また生理痛緩和のポーズが心地よく感じられない場合も同様です。
痛みを我慢して行うと、正しいポーズが取れない場合や、ヨガに集中できない場合もあり、思うような効果が得られないことがあります。またヨガによりかえって体調不良を招くことにもなりかねないためムリは禁物です。

体を締め付けないウエアを着る

ヨガウエアは締め付けのないものを選び、とくに下腹部や太ももがきついものは控えましょう。経血量が多い日はポーズをとっていても経血の漏れが心配になるものです。
ダークカラー系のボトムスを着用したり、トップスの丈が長めのものを選んだりすると安心です。また経血が気になる日はヨガを休むのも一つの選択肢です。

レッスンを受けることでヨガは効率よく身につくとも言えます

独学では正しく習得できない場合も

生理痛を軽減させるのに効果的だという猫のポーズや弓のポーズなどは、比較的簡単なレベルのポーズだとされています。DVDなどを見ながら、自分でもチャレンジできるでしょう。
ただ初心者がヨガのポーズを正しく取るのは独学では意外と難しく、正しいポーズを行っているつもりでも間違っているということが多々あります。実際にどこが間違っているのか、直すべき部分が自分でもよくわからないのという人もいます。
しかもムリして難しいポーズをとると体を痛める可能性もあります。

レッスンを受けると正しいポーズが身につきやすい

ヨガを始めるならまずはレッスンに通って基礎を身につけるのが、上達の近道だと言えるでしょう。レッスンはレベルごとにクラス分けしてあるので、自分に合ったクラスでムリなく学ぶことができます。
インストラクターがポーズをチェックし、アドバイスしてくれるので正しいポーズが身につきやすいのもメリットだと言えます。グループレッスンもありますが、しっかり習得したいならインストラクターとマンツーマンでレッスンできるプライベートレッスンを選ぶこともできます。
独学だと面倒くさくなってやめてしまう人もいますが、レッスン料を払って通うことが継続にもつながってきます。まずはお試しとして、体験レッスンを受けてみることから始めてみましょう。

(まとめ)ヨガには生理痛緩和作用があるの?

1.ヨガを続けることで、生理痛が緩和される効果も期待できると言われています

ヨガを行うと、血流が促されて冷えが改善され、心身がリラックス状態になるのでホルモンバランスが整い、生理痛が和らぐと言われています。猫のポーズや弓のポーズなどがとくによいとされています。

2.ヨガを行うことで血流が促され、体が温まるため生理痛が和らぐとされています

ヨガにより血流が促されることで、細胞が活性化して熱量が増え、冷えが解消されることが生理痛緩和につながると考えられています。さらに心身をリラックスさせることでストレスが軽減され、ホルモンバランスが整うことも痛みを和らげるとされています。

3.冷えなどによる血流悪化が生理痛をひどくすることがあります

生理痛は経血を排出する際の子宮収縮により起こるものです。子宮収縮を促す物質の分泌や冷えなどによる血流不良から骨盤内のうっ血などが生じて、痛みを強くすると考えられています。
また子宮が未成熟なことや、ホルモンバランスの乱れも原因と言われています。

4.生理痛緩和によいとされるのは猫のポーズや弓のポーズなどです

生理痛を和らげるには、猫のように背中を丸めたり、反らしたりする猫のポーズがよいとされています。背中を反らして体をしならせる弓のポーズも骨盤周辺の血流を促すのに効果的だとされています。
どちらも比較的シンプルな動きなのでやってみましょう。

5.生理中は下半身に負担をかけるようなヨガポーズは控えましょう

生理中は下腹部や骨盤に負担がかかるようなパワフルなポーズは、生理痛を悪化させるので控えましょう。生理痛が強い時はムリしないでヨガを一旦休むことも大事です。
また体を締め付けないような伸縮性のあるゆるめのウエアやボトムスを身に付けましょう。

6.レッスンを受けることでヨガは効率よく身につくとも言えます

自分でもヨガを習得することはできますが、正しくポーズができているか自分ではわかりにくく、間違っていれば効果が半減し、怪我を誘発する場合もあります。レッスンに通うことで正しいポーズが効率よく身につき、継続しやすいとも言えるでしょう。

 

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