ヨガのポーズをする女性

10月10日は世界メンタルヘルスデー! ヨガ・インストラクターたちがありのままの経験を語る「ヨガとメンタルヘルス」の関係性とは

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-ウェルビーイングライフをつくるZEN PLACEメンタルヘルス特別企画第2弾-
世界メンタルヘルスデー .
10月10日「世界メンタルヘルスデー」は、世界精神保健連盟が1992年にメンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的に定めました。その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。

ウェルビーイングライフをつくるヨガ・ピラティスの専門スタジオzen placeは、世界メンタルヘルスデーに際し、自分と周囲、社会のメンタルヘルスを考えるきっかけの創造を目的とした「ZEN PLACEメンタルヘルス特別企画」として、ピラティス・ヨガとメンタルヘルスの関係、ピラティス・ヨガがメンタルヘルスにもたらす変化・効果をお伝えします。

本記事では、ヨガ実践者であるWholebody Educator(ヨガ・インストラクター)2名が自身のありのままの経験を通して、リアルな声で「ヨガとメンタルヘルス」その関係性とヨガがメンタルヘルスにもたらす変化と・効果をお伝えします。

メンタルヘルス特別企画
第1弾「ピラティスによるメンタルヘルスの向上・改善効果に関する独自検証」はこちら

第3弾「ピラティス・インストラクター3名がありのままを語る「メンタルヘルス×ピラティス」の関係性とは」はこちら

適応障害になった過去、その頃に出会い、現在まで継続しているヨガ
ヨガ・エデュケーター Haru.T のストーリー 〜経験者だからこそ伝えたい想い 〜


Haru.T
zen place yoga五反田
前職の銀行で法人営業をしていた頃「適応障害」と診断を受けたときに
「もう一度頑張ろうと自分を助けてくれたのがヨガ」と語るzen placeヨガのエデュケーター(インストラクター)Haru.T。
現在は、自分と同じ経験をしている方を支えたい、日々頑張る人が心地良く過ごせるようにサポートしたいという想いで、ヨガ・ピラティスを学ぶ。

今回のメンタルヘルス特別インタビューでは、Haru.Tが自身の経験を通した「メンタルヘルスとヨガ」そして、いま悩みを抱える方に伝えたいことを語りました。

子供の頃から色々なスポーツをしていて、とにかく身体を動かすことが好き

もともと身体を動かすことが好きで、小学校の頃から陸上、バスケ、水泳、テニスなど、色々なスポーツをやってきて、大学までずっとスポーツを続けていました。
大学の先輩のつながりもあって大学4年間はスポーツジムのインストラクターもしていました。
とにかく身体を動かすことが好きです。
大学では法学部にいたこともあり、お金は生きていく中で大切だなと思い、金融業界に新卒で入り、勤め始めました。

とにかくチャレンジし続ける性格


自分に課題を課す性格で、現状維持というよりは、常に自分に課題を課して、次はこれ、できなかったらそれ、それができたらあれ…と、とにかく変わっていくこと、チャレンジをし続ける性格です。
この性格もあって、銀行での窓口営業では、トップの成績を収めることができました。そして、自分に次のチャレンジとして「企業を相手にした法人営業」を選びました。

なんとなく「いつも通りの自分」ではない、自分が自分じゃなくなっていく感覚

法人営業を担当するようになっても、それまでと変わらず、この次はあれ、これがダメなら次はそれ、と試行錯誤しながらもやろうとしていました。でも、だんだんそれができなくなってきて、何かいつも通りの自分じゃなくなってきたなと感じる場面がどんどん増えてきました。
例えば、人と話すことが好きなのに、それに恐怖を感じたり、できないことを糧にして頑張っていたのに、その失敗を引きずって次のことに取り組んで、また失敗をしたり。 怒られることも増え、自分が自分じゃなくなっていく感覚がありました。

証明できるものではない「心のつらさ」と、病院で診断を受けた「適応障害」

そしてだんだん、人前に立つことすらままならなかったり、人前で話したいのに声が出なくなったり、涙が止まらなくなったり、初めて死を考えたり、消えちゃいたいなと思うこともありました。仕事に行くだけでも胃が痛くなり、もう足も運べない状況でした。
でも、会社には来いと言われ、この時、心のつらさは証明できるものではないんだな、と初めて感じました。怪我だったら松葉杖ついたりできるけど、心のつらさはそれができない、だからもう病院で診断してもらうしかないと思い「適応障害」というかたちで診断書をもらいました。それからも色々あったけど、お休みをもらうことになりました。
自分よがりかもしれないけど、心のつらさってそこまでしてでも、認めてもらうことが難しいことなんだなと感じました。

休職中に出会ったヨガ

お休みをもらった時に、それまで身体を動かしてきたせいか、ずっとベッドにいたり、部屋にこもっていたりしたら、いけないなと思いました。ただ、何かやろうと思っても、それまでやっていたトレーニングやランニング、スポーツは、ちょっとできる状況じゃないとも思いました。その時、なんとなく漠然としたイメージでヨガは身体も動かせるし、精神的にもリラックスできそうと思い、部屋でYouTubeを観ながらヨガを始めました。

朝と夜2回、1回15分YouTubeで始めたヨガが生活習慣の1つに


最初は、朝起きてからすぐと夜寝る前に2回、短い15分くらいのYouTube動画でヨガをはじめました。
誰に教えてもらうわけでもなく、動画を観ながらの自己実践に近かったけど、習慣の1つになっていました。
朝起きてヨガをやる、それが終わったら洗濯や家事が始まる、あとは1日お散歩したり、友達に電話したり、色々やって、お風呂に入ったあとヨガをやる、そして眠りにつく、それこそ歯磨きをするようにルーティンになりました。

走り続けてきた自分にとって初めての「自分自身を見つめる時間」

習慣になったことで、自然と心と身体にも影響したのかなと、あとから思います。とにかくわーっと走り続けてきた自分のふと自分自身を見つめる時間をつくってくれました。

突っ込んで壊れるしかない自分をヨガは自然にペースダウンして止めてくれた

それまで常に自分に課題を課して、常に頭を働かせ、常に身体も動いていて、止まる時間なんてなかったように思います。それがヨガをすることで、強制的ではなく、自然とペースダウンして、止まること、止めることができるようになりました。
ヨガに出会っていなかったら、きっと、壊れるまでやり続け、走り続けることしかできなかったと思います。走って、突っ込んで、壊れて…突っ込んで壊れることでしか走ることが止められず、壊れて初めて止まる。でもヨガに出会って、自分を見つめる時間ができたことで、自然にペースダウンして、ゆっくりと止めることができるようになりました。
自分を見つめる時間がなかったら、同じことを繰り返していたのかもしれません。

メンタルの不調に悩む方に:自分の心地の良い状態で続けられるパターンや方法を知って、続けること

辛い時は、無理に頑張らなくても大丈夫です。自分のペースで必ず良い方向に進むことができます。そのために、まずは一番近くにいる自分の心と身体を知り、大切にしてあげる方法を知り、続けてみましょう。
私は、ヨガをやってみて、ヨガをしている自分に対して、この自分いいな、好きだなと感じるようになり、心の余裕ができたなと感じます。そして、ヨガを通して、他の人にもよくなってほしい、より良くなることを広めていきたい、共感しながら私自身も納得感を持ちながら伝えていきたいと想い、ヨガのエデュケーターになりました。
もし、自分が本当に変わりたいとか、少しでもよくなりたい、心の状態を良くしたいと思うのであれば、短い時間でもいいので、ライフスタイルに組み込んでいくことが大切です。でも、やらなくちゃという思考になることは必要なくて、自分がそうしたいと思ったタイミングでそうすれば良い。なんでもいいと思います。何か自分の心地の良い状態で続けられるパターンや方法を知って、続けていくこと。
もし、方法や何かわからないことがあれば、私やzen placeのエデュケーターが同じ想いを持ってサポートします。少しでも自分の心をいい方向にしたいという想いがあれば、続けて取り組んで欲しいと思います。

ヨガで多趣味に!? 今までよりもオープンマインドに


ヨガを始めて趣味がとても増えました!
以前もやりたいことや気になることは多くありましたが、こんなに新しいことをしっかりと始めることはありませんでした。
例えば、サーフィン。少しやったことはあるけど、こんなにもハマったことはありません。理由を考えたときに、やはり、前よりも心の余裕ができたからかなと思います。スポーツは子供の頃から好きでしたが、以前よりも新しいことにチャレンジすることのハードルが下がりましたね。
きっとヨガを続けることで、ものごとに対して前向きに、いわゆる「オープンマインド」になったんだと思います。

自分の思い込みや執着があること、大切にするべきものはなにかに気付かせてくれたヨガ
ヨガ・エデュケーター Miyaのストーリー


Miya
zen place yoga横浜

とてもメンタルが落ち込んで、夫との離婚を考えたことがありました。
しかし、ヨガをやっていく中で、自分の思い込みや執着があることに気付き、いま何を大切にするべきなのかに気づくことができました。
今では夫婦、仲の良い状態になっています。
心が曇りの中にいて、霧が立ち込めて前が見えない状態のときもあると思います。
誰しもそのような経験をすると思うし、私自身もこれからそのような状態にいつなるかわかりません。
感情や想いは、身体に溜まっています。
ヨガやピラティスで、自分の心の在り方、強くしなかやに生きることを、動きの中で一緒に学んでいきましょう。

まとめ

本記事では、ヨガ実践者であるWholebody Educator(ヨガ・インストラクター)の経験を通して、ヨガとメンタルヘルスの関係、ヨガがもたらす変化・効果をお伝えしました。
世界メンタルヘルスデーをきっかけに、ご自身や大切な人、社会のメンタルヘルスを考え、心と身体のケアを見直してみませんか?

zen place yogaとは?


zen place yogaは、ストレッチや体操、筋トレやフィットネスを目的としたヨガではありません。瞑想を起点に「本当の自分」を知り、明るく前向きにウェルビーイングに生きていくために考え抜いたヨガです。
zen place ヨガについて
「セラピューティック・ヨガ」
zen place ヨガのプライベートレッスンの1つである「セラピューティック・ヨガ」
は、ストレスを軽減するための特に効果的な方法と証明されているヨガセラピーとして「心の変化に気づき不要なものを取り除く自分だけのヨガ」です。
ライフスタイルにヨガを取り入れることで、心と身体を癒し、穏やかでウェルビーイングな状態に導きます。それは、慢性的な病や悩みを抱えていたとしても同様で、生きる喜びを感じることができます。

発見と個人の変革を通して、闘争と逃走反応を打ち消し、身体を調和と平静が保たれた状態へと促します。それは、抗わずに受け入れることでストレスから解き放たれること。
多くの日本人が抱える不定愁訴や心臓と心血管系、筋肉、肺、身体の神経系の症状にも有効で、身体、心、精神に作用し、身体の異なるシステムを強化していきます。

「モダン・ヨガ」
zen place ヨガのグループレッスンの1つである「モダン・ヨガ」は、zen placeオリジナルで正統派のハタヨガです。1950-60年代のヨガの本質を取り入れ、人がヨガにあわせるのではなく、人にヨガをあわせます。今この瞬間に意識を向けて、自分にとって最適なアライメントを探求し、ポーズの美しさよりも身体の機能性を重視したヨガを提供します。
zen place yogaをライフスタイルの一つに取り入れ、心や身体の変化、考え方や心、脳の変化を楽しみ、ウェルビーイングな毎日をお過ごしください。

 

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