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10月10日は世界メンタルヘルスデー!ピラティス・インストラクター3名がありのままを語る「メンタルヘルス×ピラティス」の関係性とは

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-ウェルビーイングライフをつくるZEN PLACEメンタルヘルス特別企画第3弾-
世界メンタルヘルスデーとは
10月10日「世界メンタルヘルスデー」は、世界精神保健連盟が1992年にメンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的に定ました。その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。

ウェルビーイングライフをつくるヨガ・ピラティスの専門スタジオzen placeは、世界メンタルヘルスデーに際し、自分と周囲、社会のメンタルヘルスを考えるきっかけの創造を目的とした「ZEN PLACEメンタルヘルス特別企画」として、ピラティス・ヨガとメンタルヘルスの関係、ピラティス・ヨガがメンタルヘルスにもたらす変化・効果をお伝えします。

本記事では、ピラティス実践者であるWholebody Educator(ピラティス・インストラクター)3名が自身のありのままの経験を通して、リアルな声で「ピラティスとメンタルヘルス」その関係性とヨガがメンタルヘルスにもたらす変化と・効果をお伝えします。

【メンタルヘルス特別企画】
第1弾 ピラティスによるメンタルヘルスの向上・改善効果に関する独自検証

第2弾 ヨガ・インストラクター2名がありのままを語る「ヨガとメンタルヘルス」

目次

世界メンタルヘルスデー特別インタビュー①
脳腫瘍を経験したTakuyaさん

ありのままを捉え、不安に駆られることなく乗り越えた脳腫瘍手術と約2年の抗がん剤治療

お話を聞いたのは…

Takuya
zen place pilates成城学園前
BASI Faculty
大学でスポーツトレーニング学を専攻後、住宅リフォームの訪問販売員を経て2013年ZEN PLACEに入社。2020年に脳腫瘍が発覚し、二年間に及ぶ治療を経験。治療中、ピラティスが心の拠り所になった経験から、身体的な健康面だけでなく、心の面での健康、ウェルビーイングを感じられる生き方を探求できるエデュケーターを目指して邁進中。

少林寺拳法に打ち込んだ高校時代。大会前の骨折トラブルを経てトレーナーの道を志す

高校の時に、少林寺拳法をやっていました。それまでは、運動があんまり得意じゃなかったのですが、少林寺拳法をはじめて、身体を動かすことの楽しさを知りました。
高校3年生の時、県大会の2週間前に足の骨を骨折してしまって。家の近くの整形外科クリニックに行ったら、「大会なんて絶対出ちゃだめ。全治1ヶ月で絶対安静」と言われたものの、納得がいきませんでした。
知り合いの紹介で東洋医術をやっている方のもとに駆け込み、テーピングをぐるぐる巻いてもらうと、それまで痛みで立てなかったのが、立てるようになっていました。
このことがきっかけで、身体を扱うことを学びたいと思い、トレーナーを目指して大学に進学しました。

住宅リフォームの営業マンになるも「数字のプレッシャー」でメンタルに変化。転職活動で出会ったZEN PLACe

卒業後は、住宅の外壁塗装の訪問販売の仕事をしていました。1日に300件〜400件の営業を周り、支社に帰ると一日サボってなかったかを上司に細かくチェックされる、厳しい職場でした。
契約が獲れなかった月は、人間扱いされないような、ハードな環境。日々積み重なる数字のプレッシャーに、仕事中に突然涙が溢れ出してきてしまったり、会社に着くとお腹が痛くなったりということが続きました。
そしてある朝、とうとう出勤できなくなってしまい、逃げるように退職。

転職活動をしていた時に、何気なく見つけたのがZEN PLACEです。
大学で身体に関することを学んでいたこともあり、職務内容に親和性を感じたので、説明会に参加し、そのまま入社しました。

「人と違うことがしたい」チャレンジ精神で飛び込んだピラティスの世界で毎日が充実


入社時に、人事の方から連絡があり、ピラティスとヨガの希望を聞かれました。
ヨガはもともと知っていたものの、ピラティスのことはほとんど知らない状態。
それでも「せっかく転職して新しい業界に飛び込むんだから、わからないものにチャレンジしよう!」と思い、ピラティス・インストラクターになることを決めました。それが今でも続いているので、運命ってことですね(笑)。

入社したばかりのころは、会社のスピード感についていくのは大変でしたが、訪問販売と違って、お客さまに嫌がられるということがない仕事なので、毎日楽しさをみつけてやってこれたと思います。

レッスン中に倒れて脳腫瘍が発覚するも、「ありのまま」を捉え冷静さを保つ

もともと病気と無縁で最後に高熱を出したのは小学生くらいだったんですが、入社から7年後の2020年4月、仕事中に意識を失い、脳腫瘍が見つかりました。
当日のことはあまり覚えていないのですが、気付いたら病院にいて、両親がきていました。検査の結果、医師に「腫瘍らしきものがある」と告げられた際は、衝撃を受けはしましたが、そこまで悲観的になったり、絶望したりせず、「そうなんだ〜。これまで病気と無縁だった自分も、病気するのか。」という感じで、結構俯瞰して見ていた感じです。

医師に「これって死ぬんですかね?」と聞いたときは、横で聞いていた両親が、僕の冷静さに口開けてびっくりしていましたね。
その後、手術の前に一度退院しました。病院からセカンドオピニオンも聴くのもいいし、と言われけど、どこの病院がいいのかもわからなくて。その時ピラティスのプライベートレッスンを担当していた方が乳がんの専門医だったので、相談してみたら「(勤めている病院に)いい先生がいますよ」と紹介してくれました。これもまた縁ですね。

その病院で手術のための入院をしました。全身麻酔で頭を開く8時間の大手術でしたが、体感は2〜3秒でした(笑)

不安もリハビリもなし!?「なっちゃったもんは仕方ない」精神でスタートした入院生活

次に放射線治療・投薬治療のために1ヶ月半の入院をしました。入院初日、入院中の不安をケアしてくれる緩和ケア病棟の看護師さんと面談があり、10段階スケールで今どれくらい不安を感じているか、などのアンケートを受けました。
僕は、全部の項目で0(不安が全くない)を選んだんですよね。看護師さんには「こんな人いないよ!」と驚かれましたが、身体的な副作用を感じている部分以外は、本当に不安がなかったです。
結局、「身体の機能は問題なさそうなので、リハビリは無しで大丈夫そうですね!」とも言われて、リハビリもしていないです。
「なっちゃったもんは、しょうがない」と捉えていました。そこをぐちぐち悩んでも仕方がないと。前向き、というよりも「気にしない」という感じで、今の状況を冷静に捉えていましたね。

「昔からの友達」のようなピラティスが心の拠り所に


ピラティスは、僕の「拠り所」になっていたように思います。ピラティスをやっていたから大丈夫だし、今後もピラティスをやっていれば大丈夫だよな、と思えていました。
ピラティスは僕にとって、昔からの友達、という感じですね。まだ出会って10年くらいですが、今後もいい友人関係でいれそうな気がしています。

不安に駆られなかったのは、ピラティスのおかげ ピラティスが「不安を客観的に捉える」ことに繋がることを実感


ピラティスをすると、「ありのまま」を見ることができる、心の状態になれるんじゃないかと思います。
ピラティスに出会う前、少林寺拳法をやっていた時の骨折はすごくショックで、悲観的になっていました。ピラティスを始めた後に発覚した脳腫瘍は、骨折よりも大変な病気でしたが、ありのままをただ受け止めて、今は何をすべきか、ということに意識を向けられたと思います。「あのときこうしていればよかった」とか「この先どうしたらいいだろう」という不安に駆られなかったのは、ピラティスをやっていたおかげだと思います。

ピラティスをやっていても、人生を生き抜く中で不安を感じてしまうことはあると思いますが、不安を客観的に、冷静に捉えられるようになると思います。
これは僕の、経験則です!

世界メンタルヘルスデー特別インタビュー②
「ピラティスはメンタルヘルスの王道」と語るMakiさん

25年のフィットネスキャリアと、約15年間のピラティス・エデュケーターとしてのキャリアから伝えたいこと
コメントをくれたのは…

Maki
zen place pilates 新宿
BASI Certified Comprehensive Instructor
25年間フィットネスインストラクター、パーソナルトレーナーを経験したのち、ピラティスエデュケーターへ転身。2006年zen place入社。日々のレッスンを展開しながら、お客様やインストラクターのワークショップ・特別講座、zen placeスタッフの研修も担当。こころと身体のつながりを探求中!

25年間のフィットネスキャリアを経て、ピラティスに出会い「身体と心の結合」に感動

私は、ピラティスに出会う前に、フィットネスの仕事を25年していました。
その時代には、メンタルヘルスという言葉はなく、何かうまくいかないような人や、体調がすぐに悪くなる人に対し、「しっかりしろ!」と言葉をかけるような状況。
その中で行う運動は、確かに身体をスッキリさせ高揚感に包まれますが、反動で、一気に落ち込んでいく人をたくさん見てきました。

そして、ピラティスに出会いました。
経験したことのない集中感というか、自分の存在を認識できたというか、とにかく、身体と心が結合した感じに、私は感動しました。ピラティス考案者のジョセフ・ピラティスさんが、「心・身体・精神の調和」と言っていた意味、価値を、この16年経過した中で、ものすごく強く感じています。メンタルヘルスの王道だと感じています!

メンタルヘルスに悩む方へ。心と身体の両方を変えるピラティスで、自分と向き合う時間を

心と身体は、いっしょです。別々ではなく、一つ。
大事な心の入れ物が身体です。
身体を変えていく、よりよくしていく、身体と向き合う過程は、最終的には、心を良くしていく、あなたはあなたのままでよい、と思える日がきます。
身体、自分の身体をまずは感じていくことができるのが、ピラティスです。

世界メンタルヘルスデー特別インタビュー③
「ピラティスでなんとなく不調を改善して豊かな生活を」と語るYuuki.Nさん

ピラティスを通して大切な家族の心と身体をよくしたい!母の不定愁訴が改善
コメントをくれたのは…

Yuuki.N
zen place pilates 名駅
Basi Comprehensive Pilates Instructor
母親の身体をよくしたい!という想いからピラティスエデュケーターを志す。ピラティスの「身体」と「心」への学びと気づきの重要性を伝えるべく、日々のレッスンやSNSでの発信に邁進中。

母の「なんとなく不調」が改善。ピラティスのメンタルヘルスへの効果を伝えたい!

『ピラティスを通して母親の体も心も良くしたい!』という思いからエデュケーターになりました。
母は、原因は分からないけど「何となく体調が悪い」という状態、いわゆる『不定愁訴』に悩まされていました。そこで私が母に対してピラティスを実践してもらったところ、母が「良くなっている」ことを実感。さらに、母が以前より自分の身体や心に対して興味を持つようになり、最近減っていた私との会話も増えたように感じます。

私がこの『不定愁訴』という言葉を知ったのはピラティス・エデュケーターになってからのことでした。私のこの経験からもメンタルヘルスに悩む方に早くピラティスをお勧めし、私の母親のように少しでも豊かな生活を送ってほしいと思っています。
一度きりの人生、一緒にピラティスを通して自分の「体」と「心」についての理解を深めてみませんか?

まとめ

本記事では、ピラティス実践者であるWholebody Educator(ピラティス・インストラクター)の経験を通して、リアルな声でのピラティスとメンタルヘルスの関係、ピラティスがもたらす変化・効果をお伝えしました。
メンタルヘルスの日をきっかけに、ご自身や大切な人、社会のメンタルヘルスを考え、の心と身体のケアを見直してみるのはいかがでしょうか?

zen place pilatesとは


私たちは、ピラティスのオリジナルである「ピュア」な部分に焦点を当て、装飾を削り落として、よりピラティスの純度を上げた「ピュア・ピラティス」をつくりあげていきたいと考えています。
「ピュア・ピラティス」は、ヨガやフィットネスやその他ボディワークと違うからこそ、継続して出来上がる身体、心はまるで違うものになります。
それは、背骨が軸となってしなやかに伸びあがった美しい身体であり、軸、中心部分以外の筋肉は柔らかにゆるんだ状態であり、肩は落ち、胸は開き、首は長く、手脚も長く伸びた身体になる。その全体としてゆるんだ身体は、こころをリラックスさせて、表情も穏やかにゆるみ、楽観的に、前向きに、そしてエネルギッシュにさせます。
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