コロナ禍の影響によりオンラインレッスンがより身近なものとなっています。
ヨガに関してもお家でできるエクササイズが多数配信されるようになり、すき間時間でヨガに取り組んでいる方もいることでしょう。
本記事ではヨガグッズの定番であるボールを使ったエクササイズについて知っておきたいポイントを中心に紹介をしていきましょう。
目次
ヨガボールとは?
「ヨガボール」は、またの名を「バランスボール」ともいわれています。素材は強度と弾力に優れたPVC(=ポリ塩化ビニル)というものを使っているので、正しい使い方をしていれば、人がボールの上に身体を乗せてもボールが割れることはあまりありません。
また、ヨガボールでは体幹を鍛える目的としても使われており、有名なスポーツ選手も自宅や遠征先のトレーニングとして使っているという事例もあります。実際にお尻を乗せて左右で揺らすといった動きをすると骨盤周りの強化や腰痛予防などにもつながります。
ヨガボールを使って成果を得るポイントとは?
ヨガボールを使って何らかの成果を得るには、やはりポイントを知っておくのが先決です。ポイントについては以下のとおり。
1.身長に合ったサイズを選ぶ
ショップで販売されているヨガボールにはいくつかのサイズがあります。自分に合わないサイズを選んでしまうと、バランスが上手く取れない、背中が丸まってしまう、足先がつかない……といった不便さを感じてしまうことも。せっかくヨガボールを買ったのに成果を得にくくなるのは言うまでもありません。ヨガボールを買うなら自分の身長にあったサイズを選ぶことをおすすめします。
参考までにヨガボールのサイズについては次のとおりです。
【身長別・ヨガボールのサイズ目安】
身長/145cm~165cm:ヨガボール直径/55cm
身長/155cm~175cm:ヨガボール直径/65cm
身長/165cm以上:ヨガボール直径/75cm
座高や足の長さなどは人によって異なりますので、身長168cmで比較的足が長いという方なら直径75cmのヨガボールを選ぶというのもありかもしれません。
2.体重と耐荷重を考える
ヨガボールを選ぶ場合、直径だけでなく自分の体重と耐荷重も考えましょう。自分の体重を支えられる耐荷重のあるバランスボールを使うと体幹や筋肉もしっかり鍛えられます。なお、耐荷重に関しては商品概要に記載されているものもあります。
耐荷重の目安については、自分の体重よりも重いものです。強い負荷をかけてヨガボールを使う方は100kg以上の頑丈なプロダクトを選ぶのもありです。
3.ヨガボールの特性を知る
ヨガボールは「支える」「弾む」「転がす」といったボールが本来持っている特性を活かしたエクササイズグッズです。お尻で支えたらどの筋肉に着目したら良いか、または手で転がしたら肩回りにどのような変化があるか……など意識しながらヨガボールを使いましょう。このような心掛けが成果につながります。
4.継続する習慣を意識する
ヨガボールでエクササイズを始めても数日から1週間で辞めてしまうという方もいるかもしれません。「筋力をアップさせたい」「骨盤周りをスッキリさせたい」などの目的ヨガボールを使うなら「週3日仕事前の30分前にヨガボールをやる」といった目標を掲げることをおすすめします。ヨガのオンラインレッスンでもヨガボールのエクササイズを配信しているので、情報を収集する意味でもチェックしてみて下さいね。
終わりに
今回はヨガボールのエクササイズで成果を得る方法としてプロダクトのサイズや重さ、特性、習慣についてまとめました。ヨガのレッスンではヨガボールを使った多彩なプログラムが行われているので、ご自身にマッチしたヨガボールで本当の成果を体感してみて下さいね。