肩甲骨はがしと僧帽筋とは?

SNSでシェア

僧帽筋は肩こりの原因とされ肩甲骨はがしで改善が期待できます

僧帽筋は、背中の表面に近い場所に広がり、肩甲骨と首の骨をつないでいる筋肉といわれています。肩甲骨は背中側にある三角形の大きな骨で、わかりやすいため知っている方も多いことでしょう。
肩甲骨は骨にぴったりと固定されることなく背中の肋骨の上に浮く形で存在しているといえます。そして肩や腕の動きに合わせて移動しながら上半身の動きをサポートしているとされています。
肩こりで筋肉がこわばっていると、肩甲骨の動きや、肩・腕の動きが悪くなるので、肩甲骨はがしで改善が期待できるとされています。

ムリな姿勢などが原因で肩こりになる場合があります

肩甲骨につながっている筋肉には主に、肩甲挙筋・菱形筋・僧帽筋などがあります。これらの筋肉には、デスクワークの場合やスマートフォンを使う機会が多く、下を向いたままのムリな姿勢になったときに大きな負担がかかるとされています。
頭が前に下がって肩甲骨が外に開いたいわゆる巻き肩の姿勢が続くと、重い頭を支えている僧帽筋などの筋肉に余計に負担がかかり、こわばりが生じるでしょう。筋肉のこわばりから肩こりが生じ、痛みや違和感などが悪化すると肩甲骨が硬くなった筋肉によって背中に張り付いたようになるとされています。
頭が前に出たまま筋肉のこわばりが続くと、横からみたときにS字をしているはずの頸椎がまっすぐ前に出た形の「ストレートネック」といわれる状態になります。このようなストレートネックの状態になると、さらに肩こりに悩まされるため、肩甲骨はがしで筋肉のこわばりをほぐして姿勢の悪さの改善が期待できるでしょう。
ストレートネックになっているかは、壁に背を向けて立つとわかるとされています。壁に背を向けて立ったときに、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとが、壁についていれば首は正しい位置にあるといえます。

僧帽筋は姿勢を支える働きをする筋肉とされています

僧帽筋は背中の広い範囲にある表層筋で、脛骨から背骨までを支える筋肉とされています。この筋肉は鎖骨や肩、肩甲骨から首や背骨の骨までつながっていて、修道士の帽子のような四角形の形に見えることから僧帽筋と呼ばれるようになったといわれています。
とくに僧帽筋は肩こりに大きく関係する筋肉といわれ、僧帽筋の量が少ないといわれるなで肩の方や僧帽筋の筋力が弱い方は肩こりになりやすいとされています。僧帽筋以外にも肩周辺にはさまざまな筋肉がありますが、ストレートネックのように悪い姿勢が続くと筋肉にかかる負担は大きくなり、肩・首・背中などの筋肉がこわばって硬くなる心配があるでしょう。
肩甲骨まわりに位置する肩こりに関係のある筋肉には、肩甲挙筋などの深層筋もあります。これらの筋肉がこり固まってしまう肩こりを予防するためには、僧帽筋などの筋肉を鍛えることもいいといわれています。
エクササイズ効果のある肩甲骨はがしなどで動きの悪くなった肩甲骨の動きを改善し、肩こりに関係する筋肉を鍛えることで、つらい症状を避けることが期待できるでしょう。

肩こりの改善・予防に肩甲骨はがしで筋力アップさせることが重要といえます

肩甲骨はがしには整体での施術や、ストレッチ、エクササイズなどがあるとされています。整体やストレッチの肩甲骨はがしは、肩甲骨を動かして僧帽筋や肩甲挙筋などの硬くなっている筋肉を伸ばしてほぐすために行います。
それに対してエクササイズの肩甲骨はがしでは、ストレッチなどの場合と異なり肩甲骨まわりの筋肉をほぐしながら鍛えることができるでしょう。肩こりに適しているエクササイズの肩甲骨はがしには、ピラティスがあります。
ピラティスは、鍛える筋肉を意識して行うエクササイズとされ、筋肉をほぐすだけでなく、日常生活の悪い癖などから生じた身体の骨格や筋肉のゆがみの修正も期待できます。姿勢の悪さは肩こりや肩甲骨の動きが悪くなる原因ともされていて、ピラティスの肩甲骨はがしは美しい姿勢を手に入れることが期待でき、肩こりの予防に役立つとされるなど、メリットが多いといえるでしょう。
ピラティスでは身体の鍛えたい筋肉に集中してエクササイズを行うので、効率よく運動ができる点もポイントといえます。肩甲骨はがしで僧帽筋などの肩こりの原因となる筋肉を普段から鍛えておくことで、より健康な身体を目指すことができるでしょう。

(まとめ)肩甲骨はがしと僧帽筋とは?

1.僧帽筋は肩こりの原因とされ肩甲骨はがしで改善が期待できます

僧帽筋は背中の表面近くに広がる筋肉で肩こりの原因になりやすいといわれています。肩甲骨は肩まわりの筋肉につながっているため、肩甲骨はがしでまわりの筋肉をほぐすと筋肉のこりが改善されるといえます。

2.ムリな姿勢などが原因で肩こりになる場合があります

肩甲骨には肩甲挙筋や菱形筋、僧帽筋などの筋肉がつながっているといわれています。 普段の姿勢から、頭を支えているこれらの筋肉に負担がかかり肩甲骨の動きが悪くなった状態を改善するために肩甲骨はがしを行うといいでしょう。

3.僧帽筋は姿勢を支える働きをする筋肉とされています

僧帽筋は、脛骨から背骨までを支える背中の広い範囲にわたる表層筋とされています。なで肩の方は僧帽筋量が少ないとされ、僧帽筋量と筋力が少ないと肩こりになりやすいため、筋力をアップさせることが肩こりの予防につながるといえます。

4.肩こりの改善・予防に肩甲骨はがしで筋力アップさせることが重要といえます

肩甲骨はがしには、整体やストレッチ、エクササイズなどがあるとされています。ピラティスのエクササイズでは、筋肉のこりの改善だけででなく、美しい姿勢への矯正や僧帽筋などの筋肉を鍛えることができるとされ、肩こりの改善と予防が期待できます。

 

今月だけのお得な体験・入会
キャンペーン実施中!

 

体験レッスンご希望の方はこちら


SNSでシェア
ピラティス・ヨガを体験する
//サムネイルを取得 //ここから構造化データの記述