「モデルのような、すらりとした美脚になりたい!」という方もいらっしゃるのでは。
美脚を実現するには、脚を細くするだけではなく、脚のラインを整えることが大切です。しかしO脚のために脚のラインが美しく見えず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
O脚の改善には、ピラティスがおすすめです。そこでこの記事では、O脚改善に効果的なピラティスの種目をご紹介。O脚を招く要因についても解説するので、O脚に悩んでいる人は必見ですよ。
目次
ピラティスでO脚は改善できる?
O脚とは、左右のくるぶしを付けて立ったときに両膝がくっつかない状態のこと。下半身全体がまるでアルファベットのOの字を描いているように見えます。
O脚になってしまう原因には、以下の3つがあると言われています。
骨盤の歪み
日常生活において、誤った座り姿勢や立ち姿勢を続けていると骨盤が歪み、O脚を招く恐れがあります。例えば以下のような姿勢がくせになっている人は、O脚になりやすいといわれています。
・足を組む
・片足重心で立つ
・頰杖をつく
・椅子に浅く腰かけ、背もたれにもたれる
筋力不足
運動不足により、骨盤を支える筋肉が衰退してしまうと、骨盤が歪みO脚になる可能性があります。例えば、脚を内側に閉じる内転筋群の筋力が低下すると、股関節が外側に開きやすくなるでしょう。
先天的な症状
O脚の方の中には、生まれつき脚が変形している方も。このような場合、自力で治そうとすると怪我をしたり、症状が悪化したりする恐れがあります。必ず医療機関で治療するようにしましょう。
O脚になると、脚が歪んで見えてしまうのはもちろん、下半身太りを招いたり、歩行時に疲れやすくなったりと、様々な問題が発生します。
またO脚を放置すると、膝関節が変形し痛みを引き起こす可能性も。O脚の人は、早めに対処することが大切です。まずは、誤った座り姿勢や立ち姿勢がくせになっている人は、意識的に正しい姿勢を維持するようにしましょう。
そのうえで、O脚改善におすすめなのが、ピラティス。ピラティスでは、骨盤まわりのインナーマッスルを鍛えられるため、骨盤を正しい位置で保持しやすくなります。さらにピラティスで体幹を鍛えると、骨盤の安定性が向上します。結果、骨盤の歪みが矯正され、O脚の改善効果が期待できるでしょう。
O脚改善におすすめのピラティス
O脚に悩んでいる方におすすめの、ピラティスのトレーニングを2つご紹介します。自宅で気軽に取り入れられるトレーニングなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
内転筋群のトレーニング
O脚を改善するためには、内転筋群を強化することが大切。この種目では、内転筋群を重点的に鍛えられますよ。
手順は以下のとおりです。まずは右脚の内転筋群から。
・右脚を下にして、横向きに寝ます。右手で頭を支え、左手は体の前について、上半身を固定しましょう。
・左脚は曲げ、右脚の後方に立てておきます。
・息を吐きながら、右脚の天井に向かって上げていきます。
・息を吸いながら、右脚を床ぎりぎりまで下ろします。
2〜3を5〜10回繰り返したら、左右を入れ替えて同様の動作を実施してくださいね。
ショルダーブリッジ
ショルダーブリッジは、お尻全体をおおう大きな筋肉「大臀筋」や内ももの筋肉「内転筋群」、骨盤の底にある「骨盤底筋群」を鍛えられる種目です。
手順は以下のとおり。
1. 両膝を立てて腰幅に開き、仰向けに寝ます。息を吸って準備しましょう。
2. 息を吐きながら、背骨を下から1つずつ剥がすようにして、骨盤を持ち上げましょう。
3. 肩から膝までが一直線になるように保ちます。
4. 息を吸いながら、背骨を上から1つずつ床にくっつけるようにして、骨盤を床におろします。
2〜4を10回程度繰り返しましょう。
ピラティスですらりとした美脚を手に入れよう
O脚の改善には、ピラティスがおすすめ。まずはご紹介したトレーニングに挑戦してみてくださいね。
また、効率的にO脚を改善したい場合は、正しい姿勢や呼吸をマスターすることが大切です。そのためにはプロの指導を受けるのが一番。ぜひ体験レッスンで、ピラティスの効果を体感してみてくださいね。