顔に手を当てる女性

産後は自律神経が乱れやすいのは本当なの?

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産後は女性ホルモンバランスの乱れなどから自律神経は乱れやすくなるとされています

妊娠前に急激に増加した女性ホルモンは、産後急激に減少するためホルモンバランスが乱れやすくなります。
すると自律神経も影響を受けてバランスを崩し、めまいや疲労感、頭痛、気分の落ち込みといった心身の不調が生じるのです。
さらに慣れない育児によるストレスや睡眠不足なども自律神経不調の原因となります。産後、自律神経を整えるにはできる限り体を休め、とき息抜きしてストレスを溜めないことなどが大事です。
また骨盤が安定したら自律神経のバランスを保つのによいとされるピラティスを始めるのもおすすめです。

慣れない育児へのストレスや寝不足も自律神経不調の原因となります

産後に自律神経が乱れやすいのは、いくつかの原因が挙げられます。妊娠中から出産にかけて、女性の体内では赤ちゃんを育てる環境を整えるため女性ホルモンの分泌量が増えます。
しかし産後一気に分泌量が減り、女性ホルモンバランスが乱れます。自律神経は女性ホルモン分泌の急激が増減に大きな影響を受け、バランスが崩れてしまいがちになるのです。
さらにストレスは心身に強い緊張を与え続けるので、自律神経を乱す原因となります。
産後はとくに慣れない育児に悩み、自分の自由な時間がなく赤ちゃんにつきっきりの状態の中で、家事もこなさなければならずストレスが溜まりやすくなります。
また育児は昼夜を問わず、24時間態勢で行うためどうしても生活が不規則になり、睡眠不足に陥ります。そうなると自律神経のバランスが崩れやすくなるのです。
ほかにも出産時の骨盤の歪みにより姿勢が崩れ、腰回りなどに負荷がかかりストレスとなる場合もあるのです。

自律神経が乱れると心身にさまざまな不調が現れます

自律神経は、脳の視床下部でコントロールされており、全身に張り巡らされています。主に、心臓などの内臓器官の働きを調整する役目を果たしているのです。
自律神経は、昼間に活発化する交感神経と、夜間に活発になる副交感神経が昼夜で交互に切り替わっています。交感神経が優位になると、脳の血管が収縮し、興奮状態になって血圧が上昇し心拍数が増えます。
副交感神経は、脳の血管が拡張するなど全く逆の作用をもたらすのです。
自律神経の不調になると、休息時の夜間などに交感神経が働かず、交感神経がずっと優位になり続ける状態に陥ります。脳や心身は休息できず、ずっと動き続けるので疲弊します。
結果的に頭痛やめまい、手足のしびれや便秘や下痢、倦怠感や疲労感などの体調不良を招くことになるのです。
体がつらいとメンタルも不安定になり、イライラする・気分がひどく落ち込む・無気力になる・集中できなくなるといった状態になるのです。
自律神経の乱れがひどくなるとうつ病などを発症するリスクもあるので、注意が必要です。

産後自律神経のバランスを保つには生活を見直すことが大事です

産後しばらくは育児に追われ、心身とも疲弊して自律神経が不調になりがちです。家族の協力を得たり、外部のサービスを利用したりして、一息抜きできる時間を作りストレスを発散させましょう。
つらいときは家族や行政の職員などに相談するなど、心に溜めないで悩みを打ち明けることで心も軽くなります。昼夜問わずの育児で寝る暇もないため、家事などは最低限済まし、後でできるものは後回しにして赤ちゃんが眠ったら一緒に休むようにしましょう。
食事は体力をつけるためにもしっかり3食とることが大事です。中でも、レバーやうなぎ、人参などが多いビタミンAやバナナや牛乳、納豆などに多いビタミンB群は神経を安定させるのに効果的なので、食事に取り入れましょう。
また産後しばらくして医師から許可が出たら、簡単なエクササイズを始めるのも効果的です。中でもピラティスはインナーマッスルを鍛え、歪んだ背骨や骨盤を正して姿勢を戻す作用や自律神経を整えるのにもよいとされています。

スペシャルエクササイズ動画
産後リカバリー用のピラティスレッスンを下記のページに紹介しています。
動画を見る

(まとめ)産後は自律神経が乱れやすいのは本当なの?

1.産後は女性ホルモンバランスの乱れなどから自律神経は乱れやすくなるとされています

産後は女性ホルモン分泌量が急激に減り、ホルモンバランスが崩れる、自由時間のない育児でストレスが溜まるなどにより自律神経が不調になりがちです。
自律神経の乱れは、めまいや頭痛などの体調不良を招くので注意が必要です。

2.慣れない育児へのストレスや寝不足も自律神経不調の原因となります

産後は、女性ホルモンの分泌量は一気に減るので自律神経が影響を受けやすいとされています。
さらに慣れない育児へのストレスが蓄積や、昼夜を問わない育児による睡眠不足も自律神経不調を招きやすくなるのです。

3.自律神経が乱れると心身にさまざまな不調が現れます

自律神経が乱れると夜間は活発化するはずの副交感神経が働かず、交感神経が優位になり続け、脳や心身や休まりません。
そうなると、めまい・疲労感・倦怠感や手足のしびれ・イライラする・落ち込むなど、心身にさまざまな不調を招きます。

4.産後自律神経のバランスを保つには生活を見直すことが大事です

産後の自律神経を整えるには、とき息抜きの時間を作り、家事よりも睡眠時間を優先して心身を休めることが大事です。さらに悩みごとは吐きだすことで心も軽くなります。
また食事の内容も工夫し、骨盤が安定したら適度な運動もはじめてみましょう。

 

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